セルティック井手口陽介、独2部・蘭1部移籍の可能性消滅…Jリーグ復帰へ

2023年2月1日(水)7時46分 FOOTBALL TRIBE

井手口陽介 写真:Getty Images

 セルティックは今年1月の移籍ウィンドウで日本代表MF岩田智輝(25)やDF小林友希(22)などを獲得。現地や日本のサッカーファンから「セルティックに日本人選手多すぎ」といった声が沸き起こる中、元日本代表MF井手口陽介(26)は今冬退団が確実とみられていた。しかしドイツ2部やオランダ1部所属クラブへの移籍が成立しなかったことにより、同選手の選択肢はJリーグ復帰に絞られている。


 英紙『サン』は、移籍ウィンドウ最終日の1月31日になって「井手口陽介はレンタル移籍でのセルティック退団を望んでいる。ガンバ大阪とドイツ2部SpVggグロイター・フュルトが彼の動向を注視している」とリポート。


 しかし英紙『デイリーレコード』が31日夜に「井手口陽介の移籍先の選択肢が減った。グロイター・フュルト移籍の可能性は消滅」と伝えると、英メディア『フットボール・スコットランド』は「オランダ1部フォルトゥナ・シッタートが移籍先候補に挙がっていたが、実現の可能性はない。彼はJリーグに復帰する」と綴っている。


 一方でガンバ大阪は、SCサンタ・リタから期限付き移籍により加入していたブラジル人MFダワン(26)を完全移籍により獲得。くわえてイスラエル1部マッカビ・ハイファからイスラエル代表MFネタ・ラヴィ(26)を獲得しており、中盤の選手層には不安を抱えていない。


 井手口陽介は2021年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍。しかし加入から3週間後のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。今季開幕直前にも再び負傷すると、今季はここまで公式戦で一度もプレーしていない。


 またセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、1月28日の記者会見にて「私は出場機会を得られていない選手と会話している。強制的に退団させるということではなく、プレーする機会がどれだけあるかという点で現実的になっているんだ」


 「井手口陽介に関しては、出場機会が少なくなればなるほど選択肢も少なくなる年齢である。彼は自分のキャリアにとって何がベストなのか見極めなければならない」とコメント。間接的にではあるが、同選手に戦力外通告をしている。

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