34歳クロース、ドイツ代表への復帰を検討か…自国開催のEURO2024へ照準?

2024年2月1日(木)10時57分 サッカーキング

2021年にドイツ代表からの引退を表明したクロース [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリード所属のMFトニ・クロースがドイツ代表への復帰を検討しているようだ。31日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 現在34歳のクロースは2010年3月にドイツ代表デビューを飾った。2013年頃から中盤の主軸に定着すると、FIFAワールドカップブラジル2014では全7試合にフル出場し、24年ぶり4度目の優勝に大きく貢献。その後もEURO2016やFIFAワールドカップロシア2018、EURO2020などの国際舞台を経験し、ここまで国際Aマッチ通算106試合出場17ゴール19アシストという成績を残している。

 しかし、2021年に開催されたEURO2020でベスト16敗退に終わった直後、クロースは突如としてドイツ代表からの引退を表明。「僕はこれまでドイツ代表として106試合に出場したけれど、今後代表としてプレーすることは無いだろう。今後数年間はレアル・マドリードに集中したいと考えている」とし、クラブキャリアに専念する意向を明かしていた。

 しかし、そんなクロースに代表復帰の可能性が浮上しているようだ。今回の報道によると、同選手は今年夏に母国で開催されるEURO2024にて、再びドイツ代表の一員としてプレーすることを本格的に検討しているとのこと。現在ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督とは、エージェントを共有していることから良好な関係性を築いており、レアル・マドリードの“同僚”でもあるDFアントニオ・リュディガー筆頭に現役選手からも復帰を望む声が挙がっているという。

 FIFAワールドカップカタール2022敗退後は極度の不振に陥り、昨年10月には123年の歴史で初めて指揮官の解任に踏み切ったドイツ代表。しかし、ハンジ・フリック前監督の後を継いだナーゲルスマン監督の下でも調子は上向いておらず、新体制で戦った4試合の戦績は1勝1分2敗と黒星が先行している。経験豊富なクロースは、悩めるドイツ代表を救う“救世主”となるのだろうか。その決断には大きな注目が集まる。

 なお、ドイツ代表は3月のインターナショナルウィークでフランス代表、オランダ代表との2連戦に臨み、EURO2024・グループステージではスコットランド代表、ハンガリー代表、スイス代表と対戦する。

サッカーキング

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