W・クラークがLIVと面会 移籍は否定「今シーズンはPGAツアーで戦う」

2024年2月7日(水)12時35分 ALBA Net

今季はPGAツアーで戦うと決めたW・クラーク(撮影:GettyImages)

写真を拡大

悪天候の影響で短縮競技となった「AT&Tぺブルビーチ・プロアマ」でツアー3勝目を挙げ、世界ランキング6位に浮上したウィンダム・クラーク(米国)がLIVゴルフと面会したことを米メディアの取材で明かした。


昨年の「全米オープン」覇者でもあるクラークは、今回のシグネチャー・イベントでの勝利によりトッププレーヤーとしての地位を固めた。そして、この活躍がLIVの関心を集めた。

クラークのPGAツアーからの離脱は以前からウワサされており、ぺブルビーチでの勝利後、LIVゴルフと話し合いを重ねたことを明かした。

面会したことについて、「彼らが何を提供できるのか知りたかった」と肯定。しかし「PGAツアーにはまだやりたいことがあると感じた。私は記録とか、世界ランクを追いたい。世界のトッププレーヤーになることが夢だから、自分のレガシーを選んだんだ」とツアーで達成したいことがあると語り、最終的にLIV入りを断った。

さらに、政策委員会のボードメンバーであるタイガー・ウッズ(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)、パトリック・キャントレー、ジョーダン・スピース(ともに米国)らにPGAツアーに残るよう説得されたことを語った。「彼らは、欲しかったアドバイスをくれた。そして、ストラテジック・スポーツ・グループ(SSG)との提携に費やした時間、労力、努力に敬意を表したかった」とコメントした。

先週、米国男子ツアーは新たに営利団体『PGAツアーエンタープライズ』の設立を発表した。フェンウェイ・スポーツ・グループ率いるストラテジック・スポーツ・グループ(SSG)を出資者として迎え、最大30億ドル(約4435億円)の投資を受けることに同意した。これにより、LIVゴルフを所有するサウジアラビアの政府系ファンド(PIF)がPGAツアーエンタープライズの出資者になることが可能になる。

最後に、「自分のキャリア、PGAツアーとLIVが今後どうなるかは分からない。でも、とりあえず今シーズンはPGAツアーで戦う。世界のトップを目指して頑張りたい」と意気込みを語った。


<ゴルフ情報ALBA Net>

ALBA Net

「ツアー」をもっと詳しく

「ツアー」のニュース

「ツアー」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ