岡崎慎司が先制点を演出も…ウエスカ、ヴァラン2発のレアルに逆転負け

2021年2月7日(日)2時6分 サッカーキング

先発出場を果たした岡崎慎司 [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第22節が6日に行われ、FW岡崎慎司が所属するウエスカとレアル・マドリードが対戦した。岡崎は3試合連続の先発出場を果たし、62分までプレーした。また、岡崎はシーズン前半戦での対戦時は負傷離脱していたため、今節が初のレアル・マドリードとの対戦となった。

 前節のバジャドリード戦で今季リーグ戦2勝目をを挙げた最下位ウエスカと、レバンテに敗れた3位レアル・マドリードの一戦。両チームは過去3度対戦しているが、レアル・マドリードが全勝している。レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモスとFWエデン・アザールは負傷離脱している。

 ホームのウエスカが序盤から積極的な攻めを見せる。3分、右サイドを突破したラファエル・ミルがタイミングを見計らい、中央へ折り返すと、岡崎が滑り込みながら左足で合わせる。しかし、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

 レアル・マドリードは10分、相手陣地中央でボールを受けたトニ・クロースがベンゼマに縦パスを入れる。落としを受けたヴィニシウス・ジュニオールが相手エリア内に侵入するが、シュートまで持ち込むことはできない。

 レアル・マドリードは34分に決定機。ルカ・モドリッチからのパスを受けたカリム・ベンゼマがエリア手前から強烈な右足シュートを放つ。しかし、GKの好セーブに阻まれ、先制点とはならなかった。

 スコアレスで後半へ折り返した直後、ウエスカがレアル・マドリードゴールを脅かす。46分、カウンターから右サイドでボールを受けたパブロ・マフェオがクロスを送り、ミケル・リコが右足で合わせる。しかし、これはクロスバーを直撃した。

 それでも、試合を動かしたのはウエスカだった。48分、カウンターを発動すると、右サイド前方でボールを受けた岡崎が中央へ折り返す。これを受けたハビ・ガランが左足で強烈なミドルシュートを放つと、ボールは右のゴールポストを叩きながらネットを揺らした。

 しかし、レアル・マドリードもすぐに同点に追いつく。エリア手前でFKを獲得すると、ベンゼマが直接狙ったボールはクロスバーを直撃する。しかし、こぼれ球をラファエル・ヴァランがヘディングで押し込み、同点とした。勝ち越し点を奪いに行くウエスカは63分、左サイドからのアーリークロスにミルが打点の高いヘディングで合わせる。しかし、GKティボー・クルトワにセーブされた。

 レアル・マドリードは68分、相手エリア手前でモドリッチとマルコ・アセンシオの連係プレーから突破すると、最後はベンゼマがエリア内から左足でシュートを放つ。しかし、GKにセーブされる。ウエスカは72分、カウンターを発動し、一気に相手エリア手前までボールを運ぶと、ミルが右足でシュートを放つ。しかし、これも得点には、結びつかなかった。

 レアル・マドリードは84分、ついに逆転に成功する。クロースがFKからゴール前へクロスを送ると、カゼミーロがヘディングで落とす。これをヴァランが押し込み、逆転した。

 試合はこのまま終了。先制し、多くのチャンスを作ったウエスカだったが、レアル・マドリードに逆転負け。レアル・マドリードにとっては前節の敗戦を引きずらない結果となった。

 次節、ウエスカは13日にアウェイでセビージャと、レアル・マドリードは14日にホームでバレンシアと対戦する。

【スコア】
ウエスカ 1−2 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 48分 ハビ・ガラン(ウエスカ)
1−1 55分 ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)
1−2 84分 ラファエル・ヴァラン(レアル・マドリード)

サッカーキング

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