久常涼に幸運!? L・グローバーがまさかの遅刻で棄権

2024年2月9日(金)8時30分 ALBA Net

久常は補欠1番から、試合出場を果たした(撮影:GettyImages)

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<WMフェニックス・オープン 初日◇8日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>

現地午前8時26分にスタートするはずだったルーカス・グローバー(米国)の姿は、その時刻になっても1番のティイングエリアになかった。それもそのはず、グローバーはまだホテルの部屋にいた。ツアーのオフィシャルから電話で連絡があり、「スタートまであと1分だけど…」と告げられたという。


もう間に合わないグローバーは、その場で大会を棄権。変わって補欠1番だった久常涼が出場を決めた。1番ホールからニコ・エチャバリア(コロンビア)とトム・ホギー(米国)とスタートした。

米ゴルフチャンネルの取材に応じたグローバーは「自分に頭に来た! それと同時に笑ってしまった」という。そして「ティタイムの連絡が来たテキストメッセージを読み違えたんだ」と遅れた理由を説明した。午後スタートだった第2ラウンドと間違えたのか詳細は分からないが、2001年にプロ転向し、ツアー6勝の44歳はこれまでスタート時間に遅れたことは一度もなかった。昨シーズンは「ウィンダム選手権」とプレーオフシリーズの「フェデックス・セントジュード招待」を制したベテランがまさかのミスだった。

今年は高額賞金のシグネチャー・イベントの狭間のせいか、欠場者が続出。そのお陰で久常は補欠1番まで浮上していた。2番、5番とバーディを奪い順調に伸ばしたが、8番から3連続ボギー。11番はダブルボギーとして3オーバーに後退した。悪天候のため午前12時32分にプレーは中断しており、現地午後4時(日本時間翌午前8時)に再開となっている。(文・武川玲子=米国在住)


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