前線3枚が揃い踏み! 遠藤航が先発復帰のリヴァプール、バーンリーを破り2試合ぶり白星

2024年2月11日(日)2時22分 サッカーキング

3トップが仕事を果たし、リヴァプールが勝利 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 プレミアリーグ第24節が10日に行われ、リヴァプールとバーンリーが対戦した。

 今季のリヴァプールは開幕から好調を維持していたものの、前節はアーセナルとの上位対決で1−3と敗北を喫した。それでも、ここまで23試合を消化しての成績は15勝6分2敗。4シーズンぶりの王座奪還に向けて、連敗は許されない状況の中、ここまで3勝4分16敗で降格圏の19位に沈むバーンリーを本拠地『アンフィールド』に迎える。

 リヴァプールは、AFCアジアカップカタール2023の戦いから戻ってきた遠藤航を早速先発で起用。アンカーポジションに入った。その他、フィルジル・ファン・ダイク、アレクシス・マック・アリスター、ダルウィン・ヌニェスらもスターティングメンバーに入ったが、GKアリソンやジョー・ゴメスが体調不良で欠場に。ゴールマウスはクィービーン・ケレハーが守る。対するバーンリーはジョシュ・ブラウンヒルやゼキ・アムドゥニらが先発に並んだ。

 試合は31分に動く。リヴァプールは右コーナーキックを獲得すると、トレント・アレクサンダー・アーノルドが右足でアウトスイングのボールを供給。バーンリーのGKジェームズ・トラッフォードは飛び出して処理しようとしたものの、ボールに触ることはできず、その先で待っていたディオゴ・ジョッタがヘディングシュートを沈めた。リヴァプールが先手を取っている。

 その後もリヴァプールがボールを握る時間が多かったが、前半終了間際の45分にはバーンリーがセットプレーから“やり返す”。ブラウンヒルの蹴った右コーナーキックからダラ・オシェイがヘディングシュートを叩き込んだ。前半はこのまま1−1で終了している。

 後半に入ると、リヴァプールはアレクサンダー・アーノルドに代えてハーヴェイ・エリオットをピッチへ送り出す。すると、そのエリオットが立ち上がりに大仕事を遂行。ペナルティエリア右のスペースでルーズボールを拾うと、中央へ折り返しのボールを通す。ボールは相手に当たってディフレクションしたものの、ルイス・ディアスが頭で押し込み、リヴァプールが勝ち越しに成功した。

 またも1点を追いかける展開となったバーンリーは複数回に渡りチャンスを得たが、リヴァプールはGKケレハーを中心とした守備陣が奮闘を見せてこれ以上の失点を許さない。このまま試合終盤に突入すると、79分にはコーナーキックの流れから、ボックス右でボールを持ったエリオットが浮き球のボールを送り、最後はヌニェスが狙い澄ましたヘディングシュートを沈めた。これでリヴァプールは前線の3枚全員が得点。勝利をグッと近付けた。

 試合はこのままタイムアップ。リヴァプールが3−1で勝利し、プレミアリーグで2試合ぶりの白星を飾った。遠藤は後半アディショナルタイムにジェームズ・マコーネルとの交代でピッチを去った。一方、バーンリーは2戦ぶりの黒星となったが、直近5試合勝利なしと苦しい状況が続いている。

 次節は17日に行われ、リヴァプールは敵地でブレントフォードと、バーンリーはホームで冨安健洋が所属するアーセナルと、それぞれ対戦する。

【スコア】
リヴァプール 3−1 バーンリー

【得点者】
1−0 31分 ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)
1−1 45分 ダラ・オシェイ(バーンリー)
2−1 52分 ルイス・ディアス(リヴァプール)
3−1 79分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)

サッカーキング

「プール」をもっと詳しく

「プール」のニュース

「プール」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ