バルサ、ペドリの決勝弾でビジャレアルを下す! リーガ6連勝と波に乗ってELマンU戦へ

2023年2月13日(月)7時5分 サッカーキング

バルセロナがペドリの決勝ゴールで白星 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ラ・リーガ第21節が12日に行われ、バルセロナとビジャレアルが対戦した。

 現在、バルセロナは2位のレアル・マドリードとの勝ち点差を「8」まで引き離し、ラ・リーガで独走状態に入っている。ラ・リーガ6連勝を懸けた今節の相手はビジャレアル。現在はラ・リーガで2連敗を喫しており、バルセロナ相手に3戦ぶりの白星を狙う。

 バルセロナは3−0と快勝した前節のセビージャ戦からスターティングメンバーを2名変更。左サイドバックにはジョルディ・アルバに代わってアレハンドロ・バルデが起用され、同試合で負傷したセルヒオ・ブスケツはメンバー外に。フランク・ケシエがラ・リーガでは今季3度目のスタメンに入り、フレンキー・デ・ヨングと並ぶような布陣となっている。一方、ビジャレアルは1−3で敗れた前節のエルチェ戦から4名を入れ替え。コンディションの関係で直近2試合はメンバー外となっていたパウ・トーレスがスタメンに復帰し、フランシス・コクランはラ・リーガ4試合ぶりの先発に名を連ねた。ふくらはぎの負傷でジェラール・モレノはメンバー外となっている。

 試合は立ち上がりにバルセロナがビッグチャンスを作り出す。3分、ジュール・クンデからのパスを受けたペドリが前を向くと、背後のスペースへスルーパスを供給。抜け出したロベルト・レヴァンドフスキがGKと1対1のチャンスを迎えたが、ここはGKホセ・マヌエル・レイナが立ちはだかった。

 決定機を逃したバルセロナだったが、18分には先制に成功。敵陣中央でクンデがボールを奪うと、ガビ、フレンキー、ハフィーニャとボールが繋がる。ゴール前に飛び出したペドリがレヴァンドフスキとのワンツーでペナルティエリアに侵入し、ファーストタッチからGKレイナのタイミングを外して冷静にゴールネットを揺らした。

 26分にもバルセロナにチャンス。右サイドに流れてボールを持ったレヴァンドフスキが、フレンキーとのワンツーでペナルティエリアに侵入。ループパスを受け、カットインから左足を振り抜いたが、GKレイナがしっかりと弾き出した。

 対するビジャレアルは前半アディショナルタイムに決定機が到来。ペドリが頭で下げたパスが味方に繋がらず、このボールにホセ・ルイス・モラレスが反応。ペナルティエリアまで持ち込んで左足で狙ったが、シュートはサイドネットへ。枠を捉えることはできなかった。前半はこのまま終了している。

 後半に入ると徐々にビジャレアルがバルセロナゴールを脅かす場面を増やす。60分には敵陣でボールを奪ったところから、ダニ・パレホのスルーパスにジェレミ・ピノが反応。抜け出してフィニッシュまで持ち込むかに思われたが、ここはロナルド・アラウホが間一髪でクリア。その後もサムエル・チュクウェゼやピノがバルセロナ最終ライン裏のスペースを突く場面が目立つが、アラウホが持ち前のスピードを活かしたカバーリングでチャンスを作らせない。

 80分を過ぎたあたりからはビジャレアルの攻撃が加速する。90分には右サイドでボールを受けたチュクウェゼがピノとのワンツーでボックス内に侵入し、右足でゴールネットを揺らしたが、ピノのポジションがオフサイドだったため得点は認められなかった。

 タイムアップの瞬間までビジャレアルが攻撃を続けたものの、最後までバルセロナ守備陣も集中力を切らさない。試合はこのまま終了し、バルセロナがラ・リーガ6連勝を飾った。一方、ビジャレアルは苦しい3連敗となっている。

 今後、バルセロナは16日にヨーロッパリーグ(EL)・決勝トーナメントプレーオフでマンチェスター・Uをホームに迎える。次節のラ・リーガは19日に予定されており、ホームでカディスと対戦予定だ。一方でビジャレアルは次節、18日に敵地でマジョルカと対戦する。

【スコア】
ビジャレアル 0−1 バルセロナ

【得点者】
0−1 18分 ペドリ(バルセロナ)

サッカーキング

「レアル」をもっと詳しく

「レアル」のニュース

「レアル」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ