巨人・西舘 ペットボトル使ってカーブ磨く 手首をひねらないために“ひねった”トレ

2025年2月13日(木)5時28分 スポーツニッポン

 親指、人さし指、中指の3本で水が入ったペットボトルをつかむ。カーブの握りだ。何度か縦に抜くように投げた巨人・西舘は「自分は絶対的な球種がない。カーブは大事」と言葉に力を込めた。

 久保巡回投手コーチと、今キャンプで初めて取り組んだドリル。手首をひねって投げれば容器は不規則に回転してしまう。久保コーチは「カーブは(手首を)ねじったり、ひねったりしない。縦の軌道」と語り、容器を奇麗に縦にクルクルと回転させるのを理想とした。

 ペットボトルの底は直径約7センチで公式球とほぼ同じだが、細長いので縦の軌道が見やすい。正しいリリース法で縦回転させる意識付けをした。

 新人だった昨季は主に救援で28試合に登板。カーブは全球種の割合で直球、カットボールに次ぐ3番目で11.9%だった。「カーブがきちんと入ると、直球もその軌道で腕を振ればいいボールになる」と西舘。カーブを磨き、当面の目標である開幕ローテーションをつかむ。(神田 佑)

スポーツニッポン

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