“衝撃”のJデビュー! 攻守に奮闘したL・ダミアン「自分の気持ちを表現できた」
2019年2月16日(土)17時43分 サッカーキング
昨季と同じ『4−2−3−1』布陣の最前線で先発出場。「ブラジル時代からこういうスタイル」と、キックオフからエンジン全開でピッチを駆け回る。マイボールの際には気の利いたポジショニングで攻撃を組み立て、ボールを失えばすぐさま相手にプレスをかける。前半は全選手の中でトップのスプリント回数「19」を記録した。
スコアレスで迎えた52分、エリア内でこぼれ球を拾うと左足を一閃。父親への敬意を示す“髭”パフォーマンスを日本で初披露すると、さらに「今週、(小林)悠とやろうと話していた」ドラゴンボールの“フュージョン”ポーズで川崎サポーターを盛り上げた。
ダミアンの一発が決勝点となり、J1王者・川崎フロンターレが“初”のカップ戦タイトルを獲得。「日本での初タイトルはすごくうれしいです。もっともっとこのチームに勝利をもたらしたい」とさらなる意欲をのぞかせた。自身のプレーについては「自分の気持ちを表現できました」とコメント。続けて「素晴らしいチームメイトがいるからこそ、今日のようなプレーができたと思います」と仲間たちへ感謝の言葉を述べている。
今日の勝利、そして気迫溢れるプレーでサポーターの期待値はますます高まったことだろう。「来日した当初からサポーターの皆さんはすごく温かく迎え入れてくれました。あとは自分がチームのために戦って、結果を出していきたい」と、さらなる活躍を誓った。