「一番の目標はコースでいい結果を出すこと」将来は自然と落ち着くと語るペレス。ドライバー市場の話には動じず

2024年2月18日(日)8時0分 AUTOSPORT web

 2025年に向けて契約が確定しているF1ドライバーはわずか7名だ。現在最も切望されているのはレッドブルのセルジオ・ペレスのシートであることは間違いない。理論上、チームの決定はペレスと、レッドブル傘下で現在のF1での経験を持つダニエル・リカルド(アルファタウリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、リアム・ローソン(レッドブルのリザーブドライバー)の3人のドライバーの間で下されることになるが、F1では状況が急速に変化しており、組織内部でも何が起こるか分からない。


 ペレスは明らかに、シーズンを維持するためにパフォーマンスを発揮しなければならないプレッシャーにさらされている。彼のレッドブルとの最後の契約は、モナコGPで優勝する数日前の2022年5月に結んだものだ。そして今、ペレスはドライバー市場がシーズンの早い段階で本格化すると予想している。


「ほとんどのドライバーが、今年のかなり早い時期に物事を終わらせたいと考えているのだろうと確信している。でもそれは、今あるアプローチにすぎない」


「僕としては、素晴らしい1年を過ごすことに集中しているだけだ。残りのことはいつも自然と収まっていく」


「コースでパフォーマンスを発揮している限り、残りのことは常に動き始めるものだ。だから僕はあまり気にしていない。僕にとってF1で14回目のシーズンだ。だから僕の一番の目標は、コースでよい結果を出すことだ」

セルジオ・ペレス(レッドブル)


 メキシコ出身のベテランドライバーであるペレスは、自分の経験が状況に対処するのに大いに役立つはずだと主張し、次のように説明した。


「このビジネスにこれだけ長いこといると、物事の動き方が分かる。そして、僕はそのことをあまり気にしていない。楽しむことができると確認したいだけだ。まず第一に、大いに楽しんでモチベーションを持つことだ。そうすれば残りのことは自然に解決される」


 レッドブルRB20の発表会において、ペレスが年末の特定の結果については考えていないと何度か主張し、少なくともシーズン序盤はもっとシンプルなアプローチを取ると述べたのはそれが理由だ。


「僕はレースごとに取り組んでいくつもりだ。確実に毎週末に最大限の力を出すようにする。それが目標になる。それが間違いなく今年の僕のゴールだ。レースごとにやっていくだけだ」

レッドブルF1の2024年型マシン『RB20』


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