【阪神】あるぞ、開幕スタメン 岡田監督が期待寄せる「ロマン砲」とは

2023年2月19日(日)12時0分 ココカラネクスト

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 阪神のドラフト1位、森下翔太外野手(22=中大)の評価が日に日に高まっている。

 1月の新人合同自主トレでは右足の肉離れを起こし、キャンプは二軍スタート。その後は順調に調整を重ね、18日にDeNAと行われた練習試合(宜野座)に「7番・右翼」で対外試合初スタメンに起用されると1安打、2四死球と結果を残した。

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 5回先頭で回ってきた2打席目にDeNA・阪口皓亮(23)のカーブを捉えて中前打をマークすると、走塁でも快足を披露。痛めた右足の不安を一掃するとともに守備でも危なげなくプレーをこなし、走攻守ともにアピールしてみせた。

 「緊張感はあったが、より実戦に近い形で出場できた」と森下。

 開幕カードの前哨戦ともなるDeNAとの対決でしっかり存在感を示したスーパールーキーを岡田彰布監督(65)も高く評価した。

 開幕スタメンの可能性を聞かれると「まだ気が早い」としながらも、「良かったら使わなしょうがない。ええもんを持っている」と認めた。

 勝負強い打撃もさることながら、森下に追い風となりそうなのは守備の面にもある。

 守備を重視する岡田野球においては、堅守もレギュラー獲得においては大事な要素となるが、ここまで森下に不安要素は見当たらない。

 さらに指揮官をうならせたのはこの日の第1打席の対応にもあった。追い込まれながらもしっかりボールを見極めて、四球を選んだ。練習試合とはいえ、初の対外試合スタメン。ルーキーとは思えない落ち着いた打席さばきも岡田監督の高評価につながったようだ。

 元々投手力が高いチームにおいて打線をいかに形成するかが優勝戦線の鍵を握るともいわれている阪神。2023シーズン、スーパールーキーが大暴れできるか。開幕への道も引き続き、注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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