チェルシーOBが古巣の現状を嘆く「アブラモヴィッチ体制なら、ポッターは3回解任されている」

2023年2月21日(火)0時1分 サッカーキング

チェルシーを率いるポッター監督 [写真]=Getty Images

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 かつてチェルシーでプレーした元アイルランド代表FWトニー・カスカリーノ氏が、イギリスメディア『タイムズ』にて古巣の現状を嘆いた。

 今冬の移籍市場では3億ポンド(約484億円)以上の大金を投じ、大型補強を敢行したチェルシー。ベンフィカからアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス、シャフタールからウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクなど合計8名の選手を迎え入れたが、なかなか結果に結びついていない。2023年に入ってからの公式戦は10試合を消化したものの、1勝4分5敗という成績に。18日に行われたプレミアリーグ第24節では最下位に沈むサウサンプトンをホームに迎えたが、イングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズにフリーキックを決められ、0−1と敗北。現在は公式戦5試合未勝利となっており、プレミアリーグでも10位に沈んでいる。

 カスカリーノ氏は自身のコラムを通じてチェルシーの現状に言及。「もしロマン・アブラモヴィッチが未だにチェルシーのオーナーだったならば、グレアム・ポッターは監督を解任されているはずだ。1度だけではない。解任されるタイミングは3度もあった」と話し、ポッター監督の手腕を疑問視した。さらに「ホームでサウサンプトンに敗れた試合、特に前半のパフォーマンスはひどいものだった。単純にプレミアリーグ最下位のクラブに敗れるのは受け入れ難い」と続けただけでなく、“近い将来”ポッター監督が解任されてもおかしくないという意見を発している。

「現在はトッド・ベーリーのグループがチェルシーを経営しているとはいえど、ポッターにこれ以上忍耐できるとは思えない。クラブは昨夏から5億ポンド(約807億円)以上の資金を投じて、最高の選手を集めてきたんだ」

 次節のプレミアリーグでチェルシーは敵地でトッテナムと対戦。チェルシーは現在暫定4位のトッテナムを相手に、公式戦6試合ぶりの勝利を飾れるだろうか。

サッカーキング

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