トゥヘル監督、不名誉記録のルカクを擁護「常にチームの解決策のひとつ」

2022年2月22日(火)14時0分 サッカーキング

チェルシーのルカク(左)とトゥヘル監督(右) [写真]=Getty Images

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 チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、同クラブに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクについて語った。21日付けでイギリスメディア『BBC』が報じている。

 ルカクはフル出場を果たした19日のプレミアリーグ第26節クリスタル・パレス戦でのボールタッチ数がわずか7回に終わり、2003−04シーズン以降の同リーグでは最も少ない数字を記録したとして話題となった。しかし、トゥヘル監督はこの事実を踏まえ「彼にスポットライトが当たっているが、我々が守ろう。ロメルは常にチームの解決策のひとつだ」と同選手を擁護。

 また「ストライカーが自信を失いスペースを見つけるのに苦しむと、このようなこともある。もちろんそれは我々やロメルが望んでいることではないが、彼のことを笑ったりからかったりすることもないだろう」とも続けた。

 そして、チェルシーではアンドリー・シェフチェンコやフェルナンド・トーレスなどの大物ストライカーが苦労した過去も踏まえ「私の考えではチェルシーはディフェンスの強いチームであり、フィジカル的なチーム。ストライカーに守備面で多くのことを強要している」と、トゥヘル監督は自身の見解を示している。

 チェルシーは、22日にチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦リール戦を迎える。今シーズンの同大会で4試合出場2ゴールを記録しているルカクのプレーにも注目が集まる。

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