未消化リーズ戦に臨むリヴァプール…監督は優勝争いに向けて「トップに近いことが重要」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、リーズ戦に向けた前日会見に出席した。

　リヴァプールは前節ノリッジ戦に3−1で勝利。ブレントフォード戦から続く連勝を「5」に伸ばしている。今節は、12月26日に行われる予定だった19節リーズ戦の延期分を戦う。

　クロップ監督は、このリーズ戦に勝利すれば勝ち点差「3」となる首位マンチェスター・シティとの優勝争いに言及。

「我々にとっては第一に、トップに誰がいることは明らかに何かが正しい方向に向かっていることを示しているので、我々がトップに近いことが重要だ。昨シーズンは（センターバック陣の負傷者続出など）いくつかの苦労もあったので、良い1年ではなかった」

「両チームが特別なことを行うことができるのはしばらく続いている、と私は言わなければならない。すべての点で、シティがやっていることは信じられないほどだ。我々だけではなく、お互いを押し合っていると思う。もちろん、他のチームを忘れてはいない。チェルシーを忘れていないし、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナムとそこにいる誰でも忘れていない。我々はお互いを押し合っている」

「追い越す機会があるまで、可能な限り食らいついていきたい。それがいつになるのか、どうなるのかは分からない。彼（ジョゼップ・グアルディオラ監督）は、いつもシーズンの決定的な瞬間を持っていると言ってきたが、2月ではなく、3月と4月だ。私たちがやっていることはかなり特別であり、毎週起こるとは思っていないので、そうなるかどうかは分からない。我々は我々のために可能な限り最高のシーズンをプレーするために絶対的なベストを尽くす必要がある」

「年に2回、少なくともプレミアリーグでは他のチームと対戦します。最初の1つ(シティと)は、我々は素晴らしくなかったが、ポイントを得るのに十分なほど良かった。そして、我々は他のすべてのチームとも同様に対戦します。我々はまだトッテナムとの試合を残し、ユナイテッドとも同じような状況であるので、ここに座って「終わった、終わった」と獲得したポイントを数えて、シティとの試合のために4月中旬（9日もしくは10日に開催予定）まで待つだけです」

「難しいかもしれないが、彼らが過去4シーズンにやったことはかなり特別で、私は満足しているが、過度にハッピーな訳ではない。これからも行かなければならない。今のところ悪いシーズンではないことを誰もが知っていますが、決定は後で行われる。週末に1つの決定、さらには後で他の決定を下すだけで、我々はこれらの決定がいつ行われるか常に周りにいることを確認する必要がある」

　このリーズ戦に勝利し、マンチェスター・シティにプレッシャーをかけたいリヴァプール。昨シーズン開幕戦での対戦では、4−3の大乱戦を演じた末に勝利したが、今回は果たして。