先勝に貢献で称賛も…MFカンテは油断せず「まだ終わっていない」

2022年2月23日(水)11時19分 サッカーキング

プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたカンテ [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテが、リール戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 CL決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグが22日に行われ、チェルシー(イングランド)はホームでリール(フランス)と対戦。8分にカイ・ハフェルツが先制点を挙げると、63分にはドリブルで前線まで駆け上がったカンテのラストパスからクリスティアン・プリシッチが追加点を挙げ、2−0で先勝した。

 フル出場で勝利に貢献し、この試合の「プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)」に選出されたカンテは試合後、「いい試合だったと思うし、僕たちにとっては重要な結果だった。早い時間帯に先制することができたのはラッキーだった。その後は少し苦しんだが、追加点が決まったことで楽になり、いい勝利を収めることができた」と語り、次のように続けた。

「(先制後)リールは前に出てきた。彼らには何人か質の高い選手がいて、彼らはスペースを見つけ、僕たちの最終ラインに向かって攻撃をしてきた。彼らにもいくつかチャンスはあったが、僕たちはうまく対応できたと思うし、最終的にはいい勝利だったと思う」

 プリシッチのゴールをアシストした場面については「覚えている限りでは、チアゴ(・シウヴァ)が僕にいいボールをくれて、ターンをした。自分の前にはスペースがあって、一方でカイが、もう一方でクリスティアンが走っていた。僕はクリスティアンにボールを渡して、彼がGKを破ってくれて、重要な2点目のリードをくれた」と振り返った。

 そして、ホームで先勝したが、「まだ終わっていない」ことも強調したカンテ。「僕たちは難しい相手と戦っている。セカンドレグではうまくプレーして、勝利することが本当に重要になる」と3月16日にアウェイで行われるセカンドレグに向けて意気込みを語った。

 また、チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督は攻守で躍動したカンテについて「カンテのことは大満足だ。最近の試合での彼は自信やインテンシティの部分で苦労していたが、今日は本当に素晴らしかった。彼がいい状態にある時はどれほど大きな影響を与えられるか見ることができただろう」と賛辞を送った。

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