すべてを数値化し論理的に仕事を進めるクラブ開発の仕事 気になる年収は?

2024年2月25日(日)11時30分 ALBA Net

クラブの設計は立体的に形状を描ける3D CADを使って行う(撮影:山代厚男)

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学生時代にスキーをやっていてヤマハのスポーツ事業に魅力を感じたという、ヤマハゴルフHS事業推進部 開発グループリーダーの竹園拓也さん。ところが1997年の入社2か月前にヤマハからスキーとテニス事業からの撤退が発表されてしまった。


「スキー事業がなくなったこともあり、最初は生産技術部に配属されたんです。その後、2000年にゴルフ事業推進部への人事異動があり、ゴルフの仕事に従事。開発担当になって心がけているのは〝角度・重心などのスペックだけでなく人のコメント・感性もできる限り数値化しギアを作りあげていくこと〞です。トライ&エラーを重ねながら製品を完成させるには数値の指標が欠かせません」
 
人の感性すらも数値化することで、より論理的にクラブを作り上げることができるのだという。つまり論理的な思考の持ち主こそ、クラブ開発者に向いているといえるのだが、「コミュニケーション能力も大事です」と竹園さんはいう。
 
人が何を感じて、どんな反応をするのか。それを知ることができなければ、打感などのフィーリングや打音の心地よさなどを数値化することなどできないということだ。
 
気になる年収は? 職業情報提供サイト(日本版O-NET)「jobtag」で機械や機器関連全般の製品開発・設計に従事する人の業界平均年収を調べてみると、産業用や消費者向けなどのジャンル、企業規模によって異なるのだが606.2万円だった。ちなみに月の平均労働時間は165時間だった。
 
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●同伴者と6時間近く一緒に過ごすゴルフでは、空気を読まないといけないシーンが多数存在する。アナタに非がなくても相手の地雷を踏んでしまう可能性も……。関連記事【ラフに飛んだボールを探し続ける同伴者…切り上げさせる上手い方法は?「こんなとき、どうする」】クイズに挑戦!


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