課題の投手陣を救う?球界OBが巨人の新外国人投手を高評価「2桁勝てると思う」

2023年2月25日(土)17時0分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 昨季は4位と低迷した巨人。チーム防御率はリーグワーストの3・69で、投手陣に課題を残した。投手力アップへ、昨オフには新外国人投手のフォスター・グリフィン(27)、タイラー・ビーディ(29)、ヨアン・ロペス(30)、ヨアンデル・メンデス(28)ら4人を獲得した。

 今月22日には巨人とキューバの練習試合が行われ、先発ローテの一角として期待されるグリフィンとビーディの両投手が登板。グリフィンが2回無安打無失点、2奪三振、ビーディは2回1安打無失点、2奪三振でどちらも好投した。

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 中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、初代の楽天監督を務めた田尾氏は、自身のYouTubeチャンネルで、巨人の新外国人投手について言及した。田尾氏は22日に行われた巨人とキューバの練習試合で登板したグリフィンとビーディの両外国人を評価した。

 田尾氏は、「一番いいなと思ったのは左投手のグリフィン」と話し、新外国人投手の中でもグリフィンを最も評価した。「キューバを相手に2イニングを投げたが、素晴らしかった。以前、カープにいたジョンソンに似ていると言われているが、確かにそうだった」と話し、元広島で通算57勝、4度の2桁勝利をマークし、黄金期を支えたクリス・ジョンソン氏とイメージを重ねた。

 グリフィンの特徴については、「なかなか手からボールが離れない。こういう投げ方をされると打者はタイミングが取りづらくて、差し込まれることが多い。コントロールも良かったし、真っ直ぐも152キロ出ていた」と、球持ちのいい投球フォームなどを解説した。

 さらに、田尾氏は「カットボールに自信がある投手。右打者のインサイドに食い込んでくるボールが大きな武器になるんだろうなと思った」と、得意の変化球についても言及していた。その上で「うまくいけば、2桁は勝つんじゃないかなと思う」と語った。

 グリフィンとビーディの両外国人は先発ローテーションを任されると見られているが、「去年の今頃に比べると、グリフィンとビーディの2人が入ったことによって評価が上がった」と田尾氏は話し、2人の加入によって昨季よりも投手力が上がるとの見解を示した。

 3年ぶりのリーグ優勝を目指す巨人。助っ人左腕の活躍がチームの命運を握るかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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