2018年発足のWTCR、冠スポンサーにカーパーツ大手『OSCARO』が就任。ロゴも刷新

2018年2月28日(水)13時29分 AUTOSPORT web

 2018年、WTCC世界ツーリングカー選手権が生まれ変わる形で発足するFIA WTCRワールド・ツーリングカー・カップは、にカーパーツ販売大手の『OSCARO(オスカロ)』をタイトルスポンサーに迎えたと発表。あわせて、新たなシリーズロゴを公開した。


 参戦台数が減少していたWTCCに代わる形で誕生し、近年隆盛を誇るTCR規定のツーリングカーマシンで争われるWTCR。発足初年度の2018年は4月7〜8日のマラケシュ戦を皮切りに、開催予定の大会も含めて全10ラウンドで争われる。


 このうち日本ラウンドは10月25〜28日に鈴鹿サーキットで開催され、全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催だ。


 そんなWTCRをプロモートするユーロスポーツ・イベントは2月28日、自動車スペアパーツ販売大手のオスカロと、2年間に及ぶパートナシップを結んだと発表。同社がシリーズ・プレゼンティング・パートナーを務めることを明らかにした。

WTCC時代、レース間のメンテナンス時間は『オスカロ・リペアタイム』として行われていた


 これまでオスカロは、WTCCに参戦していたジョン・フィリッピをサポートしていたほか、2015年にはWTCCのパートナーに昇格。その翌年にはオフィシャル・シリーズパートナーにも就任するなど、WTCC、ユーロスポーツ・イベントとは関係が深い企業だ。


 ユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ代表は「オスカロとの関係性を深めることができ、うれしく思う」とのコメントを寄せている。


「オスカロと手を組むことで、バラエティ豊かなTCR車両が激しいバトルを演じるシリーズは、より強力なものに成長する」


オスカロのピア-ノエル・ルイジCEOも「WTCRの冠スポンサーを務めることは簡単な決断だった。このパートナーシップはブランド精神に則ったものだし、我々も真のバトルを心から愛しているからだ」としている。


「ユーロスポーツ・イベントとの新しい関係を楽しみにしているし、WTCRが世界中のファンから人気を得られるよう全力を尽くす」



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