【巨人】し烈な外野手争い 昨季23発ウォーカーを追い落とした「新戦力」

2023年3月1日(水)12時20分 ココカラネクスト

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 巨人の外野手争いが第2ステージに入った。28日、チームではウォーカー(31)、ドラフト2位の萩尾匡也(22=慶大)、秋広優人(20)、育成の鈴木大和(23)が2軍降格となった。一方で侍ジャパンサポートメンバーの役割を終えた松原誠弥(28)、重信慎之助(29)が1軍に合流。引き続き、し烈な外野手争いが予想されている。

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 ウォーカーに関して、原辰徳監督は「本人が今どういう状況か、何が足りないかは分かっていると思う。それを伝えたということです」と実戦でもなかなか結果が出ていなかったウォーカーに対して、求めるものを直接伝えたという。降格となった4人に関してはあくまで見据えるのは開幕とあって、今後もチャンスを与えていくとした。

 一方、開幕左翼の有力候補と見られていた昨季23発砲がふるい落とされた背景には、チーム内の地殻変動が影響していた。

 ここにきて強烈に存在感をアピールしてきているのが、楽天から現役ドラフトで加入したオコエ瑠偉(25)だ。

 今季でプロ8年目を迎える。「試合に出られるだけで幸せ」とハングリー精神をむきだしに新天地で躍動している。オープン戦を含め、実戦は全7試合に出場し17打数8安打の打率・471と好調をキープしている。

 25日の広島戦(那覇)と26日のDeNA戦(同)ではともに1番に起用され、25日の試合では本盗を決めるなど、持ち味の足も評価の高さにつながっている。

 球界きってのロマン砲といわれながら、楽天時代は故障も重なり芽が出なかった。高校時代から素質を高く評価していた巨人が現役ドラフトで獲得。原監督もオコエについては「迫力も打席においても非常にいいものを出してくれている」とチーム力の底上げにつながっているとした。

 チームにとって1番打者の固定は近年の大きな課題でもある。求められるピースとなれるか。目指す開幕一軍に向け、今後もアピールを続けていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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