アーセナルでの50戦目を控え…冨安健洋、チームの”一体感”を語る「家族の一員になったよう」

2023年3月1日(水)12時33分 サッカーキング

昨シーズンからアーセナルで活躍している冨安健洋 [写真]=Getty Images

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 アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋がエヴァートン戦に向けた意気込みを語った。2月28日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 今シーズンのプレミアリーグで開幕から好調を維持しているアーセナル。24試合を戦い終えた段階での戦績は18勝3分3敗となっており、勝ち点「57」で首位に付けている。そんな同クラブは現地時間3月1日に開催される第7節(延期分)にてエヴァートンを本拠地に迎える。勝利すれば2位マンチェスター・Cとの勝ち点差は「5」に拡大し、優勝に向けてアドバンテージを得ることとなる。

 アーセナルは現地時間2月3日に行われた第22節でエヴァートンに0−1で敗北。リーグ戦では実に約5カ月ぶりとなる黒星を喫した。冨安は「相手よりも走ることは必要不可欠だと思います。その上で、競争し、基本に忠実でなければなりません。彼らは走り、戦うことを好みます。ボックス内に多くのボールを放り込んでくるので、自分たちのボックスを守らなければなりません。僕たちにとっては重要な試合です。ホームで戦うので勝たなくてはいけませんね」と”リベンジ”に向けた意気込みを示した。

 一昨年の夏にアーセナルに加入した冨安は、ここまで通算49試合に出場。エヴァートン戦に出場すれば節目の50試合出場を達成することとなる。冨安は「知らなかったですし、まさかこんなに早く来るとは思っていませんでした。アーセナルは世界最大のクラブの一つですし、ここでプレーできて幸せです」とコメント。続けて「世界有数のビッグクラブでは常に競争があります。今はベン・ホワイトが非常に良いプレーをしているので、僕には我慢が必要です。プレーする時にはチームに全てを捧げるつもりですし、そのための準備をしておく必要がありますね」と語った。

 19年ぶりのリーグ制覇も現実味を帯びてきているアーセナル。冨安は自身のミスで先制点を献上した第12節(延期分)マンチェスター・C戦に触れつつ、チームとしての一体感や本拠地『エミレーツスタジアム』の雰囲気の良さについて次のように語っている。

「僕たちは若いチームで、まるで家族の一員になったかのように感じています。マンチェスター・Cとの試合では僕のミスで先制点を与えてしまいましたが、その直後にチームのみんなが僕のところへ来て『顔を上げろ』と励ましてくれました。みんなが助けてくれたんです。ミスから学び、立ち直り、ポジティブになる必要がありましたが、その時も彼らは僕を助けてくれました」

「サポーターは素晴らしいし、いつもたくさんのエネルギーを与えてくれます。彼らは最高です! 雰囲気は昨シーズンより良くなっています。特に失点した直後の観客の盛り上がりは素晴らしいと感じています。普通は失点すると観客は落ち込んでしまいますが、『エミレーツ・スタジアム』はその真逆です」

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