【阪神】し烈な外野手争い 注目の「2年目のジンクス」「成長著しい若虎」

2024年3月2日(土)13時39分 ココカラネクスト

森下のフルスイングは他球団にも脅威となっている(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 チーム初のリーグ連覇を目指す阪神ではし烈な外野手争いも注目を集めている。

 中堅はリードオフマンの近本光司が固める中、まず右翼はルーキーイヤーで10本塁打をマークと存在感を示した森下翔太が注目となる。

【関連記事】史上初となる連覇のカギは? 阪神・岡田監督が抱く“不変の執念”「去年より、今年の方が、俺は勝ちたい」【コラム】

 今春のキャンプには安打量産型のピート・ローズ型のバットを持ち込むなど試行錯誤を繰り返しながら、自身のスタイルを作り上げようとしている。一方でプロの世界となれば、「2年目のジンクス」という言葉もある。昨季ブレイクし、爆発力を持つ森下を他球団も徹底マークすることは予想されるとあって、さらなる進化が求められている。

 さらに期待が高まっている存在としては高卒3年目シーズンを迎える前川右京にもある。岡田彰布監督も今春のキャンプで野手MVPにも名前を挙げるように成長を認めている。

 昨年交流戦の時期に3番を任せるなど、元々打撃の非凡な力は認めているとあって、課題は年間通してのパフォーマンス、コンディショニングをいかに整えられるかにもありそうだ。

 2月20日のサムスン戦で放った豪快な2ランなど長打力が注目されるが、今春の実戦では状況に応じて四球もしっかり選ぶなど、フォア・ザ・チームの姿勢を体現できていることも大きい。現在はシェルドン・ノイジーらとの左翼争いが注目される中、開幕までしっかりアピールを果たせるか。

 チームにはほかにもブレイクが待たれるプロ5年目、井上広大、パンチ力あふれる打撃が持ち味、育成出身の小野寺暖など魅力あふれるロマン砲が控えている。

 果たして目指す開幕オーダーに名を連ねるのはどの選手となるのか。残り1か月を切ったし烈な争いの行方に注目が高まる。

[取材・文:チャリコ遠藤]

ココカラネクスト

「阪神」をもっと詳しく

「阪神」のニュース

「阪神」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ