2部ミドルズブラに敗れたトッテナム、コンテ監督は「精神面で努力が必要」

2022年3月2日(水)11時26分 サッカーキング

コンテ監督が試合を振り返った [写真]=Getty Images

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 トッテナムのアントニオ・コンテ監督がFAカップ敗退についてコメントした。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 トッテナムは1日、FAカップ5回戦でミドルズブラ(2部)と対戦。勝負は延長戦までもつれ込んだが、ミドルズブラが107分にジョシュ・コバーンが決めたゴールを守り切り、1−0で勝利。4回戦でマンチェスター・Uを破り上がってきたミドルズブラに敗れたトッテナムは5回戦で姿を消した。

 トッテナムはコンテ監督就任後、1月にチェルシーに敗れるまではリーグ戦無敗。しかしその後は首位マンチェスター・Cを破る勝利を見せた後に18位に沈むバーンリーに敗れたりと浮き沈みが激しくなっている。

 試合後コンテ監督は「この1ヶ月間、勝ったり負けたりを繰り返している。これは今も昔もある問題だと思う。私に言わせれば、改善する方法はひとつしかない。多くの面で仕事を続け、忍耐強くやり続けることだ。このプロセスには我慢が必要なので、我慢強くなること、そして、将来的に状況がもっと良くなることを願うんだ」と浮き沈みの激しい後半戦について言及。

 さらに「私はいつも、我々はより強くならなければならないし、競争力をつけたいのであれば、チームは安定していなくてはならないと言っている。まだアップダウンが激しいから、この敗戦を教訓に、これからもハードワークし続けなければならない」と語り、「時には、他の面、つまり精神的な面でも努力し、集中力を維持し、トレーニングに取り組み、集中し続けなければならない。トレーニングや試合ですべての瞬間に集中することは簡単なことではないから、とても難しいことだと思う。でももし我々が将来競争力を持ちたいのであれば、このような面をもっと改善しなければならない」と改善を誓った。

 また、これまでタイトルを獲得し続けてきたコンテ監督。しかし今シーズンはカラバオ・カップ、FAカップ、ヨーロッパカンファレンスリーグでも敗れ、リーグ戦でも首位マンチェスター・Cとは24ポイント離れており、タイトル獲得が難しい状況となっている。それについて問われた同監督は次のように応じ自分の評判は考えていないと語った。

「自分のことは考えていない。選手たちやチーム内では、“私“ではなく“私たち“のことを考えなければならないと話している。私にとっては何の問題もなく、欲望、意志、忍耐があり、改善するために一生懸命働き続け、このチームを過去よりも安定させるために努力すること、これが状況を変えることができる鍵だと思っている」

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