ビラス・ボアス氏、CL敗退のドルトムントに辛らつ意見「ひどい仕事ぶり」

2018年3月3日(土)10時17分 サッカーキング

CL敗退のドルトムントに対して、ビラス・ボアス氏(右)がコメントした [写真]=Getty Images

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 2月27日にモナコで行われたローレウス世界スポーツ賞の表彰式にサッカー界のレジェンドたちが集まった。ドイツ紙『ビルト』の記者からブンデスリーガの現状について話を向けられ、各々が見解を明かしている。3月2日付の同紙が様子をまとめた。

 マンチェスター・Uで活躍し、現在はウェールズ代表を率いているライアン・ギグス氏や元イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエーロ氏、元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコ氏といったレジェンドたちは、王者バイエルンの独壇場となっていることを指摘。それと同時に、イングランドを除くと他国のリーグも同じような状態だという穏当な意見を述べた。

 一方で辛らつな意見を述べたのが、ポルトやゼニトの指揮官として成功を収めたアンドレ・ビラス・ボアス氏だ。「最も驚かされたのは、チャンピオンズリーグで敗退したドルトムントのひどい仕事ぶりだ。ドルトムントには心配させられたね。でも、それは選手のクオリティーの問題ではない。ブンデスリーガ自体には他国と対等に渡り合えるレベルの力が備わっている。クオリティーも揃っているし、選手たちのレベルも高い」と述べ、問題が選手以外にあることを暗に指摘した。

 だが、実際にドイツでプレーしたことがあるスペインのレジェンド、ラウール・ゴンサレス氏はブンデスリーガへのシンパシーから、同リーグを擁護するコメントを残している。

「ドイツでは喜んでプレーしていたよ。ドイツサッカーのクオリティーも高い。だから、ドイツ代表はワールドカップを勝ち取れたんだ。バイエルンだけがチャンピオンズリーグで勝ち残るようなシーズンもたまにはあるよ。来シーズンはドルトムントも再び決勝ラウンドに上がってくるはずさ。そして(自身が所属した)シャルケもチャンピオンズリーグに出てくれることを願っているよ」

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