ダンロップ、スーパーGTのサポートを強化。供給チームを増やし各クラスでチャンピオン獲得を目指す

2021年3月5日(金)16時42分 AUTOSPORT web

 3月5日、住友ゴム工業は4月10日の岡山国際サーキットを皮切りに開催される国内最高峰レースのひとつであるスーパーGTに、ダンロップとしてのサポートを強化すると発表した。


 既報のとおり、2021年のスーパーGT GT500クラスに参戦するTEAM Red Bull MUGENがタイヤをダンロップにスイッチすることになり、昨シーズンもポールポジション2回と表彰台を獲得しているModulo Nakajima Racingに加え2チームにタイヤを供給することになったダンロップ。


 同社がGT500クラスの複数チームにタイヤを供給するのは2010年以来のことになり、Nakajima Racingには15年以上に渡りタイヤ供給サポートを継続している。


 そして2021年には、新たにTEAM Red Bull MUGENのホンダNSX-GTが加わることとなり、ダンロップはGT500クラスの2チーム2台にタイヤを供給することになるため、テストやレースにおける評価データを増やし、開発スピードを加速させることで優勝を狙っていくという。


 さらにGT300クラスでは、昨年から継続のGAINER、R&D SPORT、K-tunes Racingに加え、今シーズンからLM corsaと、GAINERの追加1台を合わせた4チーム5台にダンロップがタイヤを供給する。


 ダンロップによると、GT300クラスでの5台供給は2006年以来15年ぶりになるといい、これまでGT300クラスでのダンロップタイヤ装着チームは安定して上位争いを繰り広げていたが、さらにサポートが厚くなるということで、さらなる結果に繋げていきたいところだ。


■2021年スーパーGT ダンロップタイヤ活動計画




















































クラスチーム車両ドライバー
GT500Modulo Nakajima RacingHonda NSX-GT(64号車)伊沢拓也/大津弘樹
GT500TEAM Red Bull MUGENHonda NSX-GT(16号車)笹原右京/大湯 都史樹
GT300GAINERNISSAN GT-R NISMO GT3(11号車)平中克幸/安田裕信
GT300GAINERNISSAN GT-R NISMO GT3(10号車)星野一樹/石川京侍
GT300R&D SPORTSUBARU BRZ GT300(61号車)井口卓人/山内英輝
GT300K-tunes RacingLEXUS RC F GT3(96号車)新田守男/阪口晴南
GT300LM corsaTOYOTA GR Supra GT(60号車)吉本大樹/河野駿佑


Modulo NSX-GT
2021年のスーパーGTに参戦する新型スバルBRZ GT300

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