ダービーで完敗、CLも敗退…ローマが監督交代か、ラニエリ氏を招へい?

2019年3月7日(木)10時2分 サッカーキング

2009年から2011年までローマの指揮を執っていたラニエリ氏 [写真]=Getty Images

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 今年2月末にフルアムの監督を解任されたクラウディオ・ラニエリ氏が、ローマの新指揮官候補に浮上しているようだ。イタリア紙『Il Romanista』の報道を引用し、イギリスメディア『スカイスポーツ』が6日に伝えている。

 報道によると、2009年から2011年までローマを率いたラニエリ氏が古巣へ復帰する可能性があるという。同クラブは今シーズン、セリエA第26節終了時点で首位ユヴェントスと実に28ポイント差の4位。今月2日の第26節ラツィオ戦では0−3と完敗を喫した。そして6日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグではポルトに1−3で敗れ、2試合合計3−4と逆転を許して敗退が決まった。

 ダービーマッチでの完敗によってエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は解任危機に陥っていると報じられていたが、CLでも痛恨の敗退が決まり、さらに批判が強まることが予想される。ローマはシーズン終了を待たずに監督交代を断行する可能性があると報じられており、ラニエリ氏が候補に浮上しているようだ。同氏を招へいする場合、まずは今シーズン終了までの暫定的な指揮権を託すことになるという。

 ラニエリ氏は1951年生まれの67歳。ユヴェントス、ローマ、インテルなど母国イタリアのクラブを渡り歩き、バレンシアやアトレティコ・マドリード、チェルシー、モナコと欧州各国で指揮を執ってきた知将だ。2015年に就任したレスターで、“奇跡”とも称されたプレミアリーグ制覇を果たし、2017年2月に解任された後はナントでも指揮を執っていた。そして昨年11月にフルアムの指揮官に就任したが、今年2月末に解任。現在はフリーの状態となっている。ローマ復帰が決まれば、2011年以来となる。

サッカーキング

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