腰の状態は「痛い、足も痺れている」 それでも松山英樹は大会自己ベストタイ“67”で2位発進

2024年3月8日(金)8時24分 ALBA Net

松山英樹は腰を痛めながらも好スタート(撮影:GettyImages)

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アーノルド・パーマー招待 初日◇7日◇アーノルド・パーマーズ ベイヒルC&L(フロリダ州)◇7466ヤード・パー72>

連勝に向けて好発進だ。松山英樹が1イーグル・5バーディ・2ボギーの「67」でプレー。首位と1打差の2位タイにつけ、前戦の昇格大会「ジェネシス招待」に続く今季2勝目が見える位置につけた。


前日のプロアマは腰痛により欠場したが、いつも通りにウォーミングアップをし現地時間午前9時20分(日本時間午後11時20分)にティオフ。1番から5メートルのバーディパットを決めると、スコアを伸ばしていった。

4番からは連続バーディで折り返し。すると2バーディ・1ボギーで迎えた15番では珍しいシーンも。グリーン手前ラフからのアプローチが“二度打ち”になってしまった。ただ、2019年からの新ルールではこれが無罰になっていること知っており、「練習ではいっぱいあるんだけれど…。同伴競技者のキャディに聞いてもノーペナルティだと言っていたので、そこからは普通に落ち着いてできた」とボギーで切り抜けた。

そして続く16番パー5では、およそ15ヤードのアプローチを直接決めてショットインイーグルを奪取。時折、腰を伸ばすようなしぐさも見られたなか、16年以来となる大会自己ベストタイのスコアでまとめた。

気になる腰の状態については、「痛かったけれど、9番でちょっと抜けたかなと思った。でも終わってみたらまたすごく痛い。足のほうも痺れているので、しっかり休んで備えたい」と話す。ラウンド後はパッティングの調整のみにとどめた。

「(痛みが)ここまで長引くのは初めて。足も痺れているので怖い」と吐露し、2日目に向けてまずは体調を整えることが最優先事項になりそう。それでも節目の米10勝目も見える位置につけている。「だいぶ貯金ができたので、明日もしっかりと同じようなプレーができるように頑張りたい」と、次のラウンドを見据えた。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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