“超ガッツパー”には「あれはラッキー(笑)」 西村優菜はショットの感覚合わず『73』

2024年3月9日(土)17時21分 ALBA Net

西村優菜は一つ落として最終日へ(撮影:GettyImages)

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<ブルーベイLPGA 3日目◇9日◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675ヤード・パー72>

バーディを4つ奪いながら、1つのボギー、そして2つのダブルボギーによって、西村優菜は「73」と1つスコアを落とす一日になってしまった。トータルスコアも1アンダーになり、前日の20位から後退することになる。


スタートの1番パー4では、2打目を1.5メートルにつけバーディを奪うドンピシャのショットを放ったが、その後は苦戦。大会を中継するWOWOWのインタビューに答え、「縦距離が合ってなかった。ミスなのか、風の読み違いなのか、自分の感覚とは違うところに飛んでいた」と首をかしげたくなることも多かったようだ。初日、2日目は13回成功していたパーオン数も、この日は9回に減少。しっくりこないまま18ホールが過ぎていった。

ティショットを左に曲げた2番では、ロストボールなどによりダブルボギーと苦境に陥った。ただ、こんな見せ場も。アプローチにミスが出た5番パー4では、「あれはラッキーでした(笑)」という15メートル以上のパーパットをねじ込む。こんな“スーパーパーセーブ”もあったが、10番では2つ目のダブルボギー、さらに12番ではボギーとスコアロスも続いてしまう。「ツキもなかったと思うし、ショットの計算が難しかった」。反省の多いラウンドになってしまった。

とはいえ、そのなかでも4つバーディを奪ったことや、最終18番でカップにピタリと寄せたバンカーショットなど、見る者をうならすプレーが多かったのも事実。「きょう落とした要因を振り返って、あすに生かしたい。60台を目指して頑張りたいです」。初戦のタイから出場し、シンガポールでは3位にもなったアジアシリーズを、いい形で終えたい。


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