大谷翔平に「同じ間違いを繰り返すな」 ド軍球団社長兼CEOが交渉の裏側を明かす 人間性を絶賛「最も優秀、最も努力家、最も人気。これは珍しい」

2025年3月13日(木)5時50分 ココカラネクスト

ドジャース移籍1年目で頂点に立った大谷。その判断は間違いなく正解だった(C)Getty Images

 球団幹部も大絶賛だ。

 現地時間3月11日(日本時間12日)、ドジャースで球団社長兼CEOを務めるスタン・カステン氏は、米専門メディア『Dodgers Nation』のポッドキャスト番組「Dodgers Dougout」に出演し、2023年オフに大谷翔平と契約した交渉の裏側を激白。その内容を振り返り、「ここがショウヘイに最も適しているとずっと考えていた」と語っている。

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 17年オフも大谷の獲得に動いていたドジャースだが、当時の争奪戦では、同じくロサンゼルスを本拠地とするエンゼルスに敗北。番組内でカステン氏は、交渉の席で交わしたやり取りを回想しており、「『7年前に私たちと契約していれば、人生がもっと変わっていたはずだ。同じ間違いを繰り返すな』と言うと、彼はただ笑っていた」という。

 また、元通訳・水原一平氏の違法賭博スキャンダルに話題が移ると、「ショウヘイが被害に遭う紛れもない詐欺だった」と話しているカステン氏。しかしこの出来事により、「通訳という仲介者の壁が取り払われ、彼の個性がすべて開放された」「より直接的に話すようになり、そのユーモアセンスに触れることができた」とも言及している。

 さらにその後、「最も優秀な選手であり、最も努力家であり、最も人気が高い。これは、珍しいコンビネーションだ」と日本の偉才を称賛。「私たちのチームには、そんな特徴を持つ選手が何人かいる。フランチャイズの歴史において素晴らしい時期であり、ドジャースのファンにとっても素晴らしい時期だと思う」と充実感をにじませていた。

 現在、打撃重視の調整を行なっている大谷。日本時間18、19日には、東京ドームでカブスとの日本開幕シリーズを戦う予定だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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