ロペテギ監督、VARとピッチコンディションに不満を吐露「許容できない」

2022年3月14日(月)16時34分 サッカーキング

不満を吐露したロペテギ監督 [写真]=Getty Images

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 セビージャのフレン・ロペテギ監督が、13日に行われたラ・リーガ第28節ラージョ・バジェカーノ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第27節終了時点で15勝10分2敗のセビージャは13日に行われた第28節でラージョ・バジェカーノと対戦。敵地に乗り込んだセビージャは11分にFWラファ・ミルがゴールネットを揺らしたものの、VAR判定の結果、ゴールが取り消された。前半をスコアレスで折り返した同クラブは後半開始早々に先制点を許したものの、63分にMFトーマス・デラネイが同点ゴールを挙げる。試合はこのまま1−1で終了し、首位レアル・マドリード(第28節は14日開催)を勝ち点差「7」で追走するセビージャにとって、手痛い引き分けとなった。

 まず、ロペテギ監督は「勝つためにここに来たのに、それを実現することができなかった。ピッチコンディションの影響で、悲しい思いをしている。このような歴史を持つクラブとそのファンには、別のピッチがふさわしいし、ラ・リーガのレベルにおいてもだ」と不満を吐露。さらに「このピッチコンディションで、ラ・リーガの試合を行ったことは許容できない。ラージョというクラブそのものにも傷がつく。この芝はエンターテイメントに向かない」と苦言を呈した。

 また、77分にはFWラファ・ミルがペナルティエリア内で倒れてPKを獲得したものの、再びVARが介入して判定が覆る。試合後、主審の下に詰め寄ったロペテギ監督は「混乱している。VARは明白な間違えが起こった場合に介入すると言われているけど、今日はそんなことはなく、チームは不利益を被ってしまった」と辟易。続けて「VARは全ての事象に介入するためにあるのではない。そうでなければ、終わりがないからね。レフェリーから言われたことに戸惑っている」と心境を明かしている。

サッカーキング

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