CL8強出揃う、イタリア勢2クラブの準々決勝進出は11年ぶり…16日に抽選

2018年3月15日(木)11時58分 サッカーキング

CL準々決勝進出を果たしたユヴェントスとローマ(左から) [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の全日程が終了し、準々決勝進出の8クラブが出揃った。

 前人未到の3連覇を狙うレアル・マドリード(スペイン)はパリ・サンジェルマン(フランス)と注目の対決に臨み、2試合合計5−2と王者の貫禄を見せつけて準々決勝へ進出。バルセロナ(スペイン)はチェルシー(イングランド)とファーストレグで引き分けたが、ホームでのセカンドレグで3−0と快勝して11シーズン連続のベスト8入りを決めた。

 またマンチェスター・U(イングランド)と対戦したセビージャ(スペイン)は、敵地でのセカンドレグを2−1と制して準々決勝進出を決めている。

 ユヴェントス(イタリア)はトッテナム(イングランド)との激闘を2試合合計4−3で制し、2大会連続の準々決勝進出。ローマ(イタリア)はシャフタール(ウクライナ)と2試合合計2−2、アウェイゴール数で上回ってベスト8入りを決めた。

 2クラブが敗退となったイングランド勢だが、残り2クラブは2試合で5得点を挙げてベスト8入りを決めている。マンチェスター・Cはバーゼル(スイス)を2試合合計5−2、リヴァプールはポルト(ポルトガル)を同5−0で破っている。

 そしてバイエルン(ドイツ)は、ベシクタシュ(トルコ)を圧倒。2試合合計8−1でベスト8に駒を進めた。ブンデスリーガ6連覇決定目前の王者が、ドイツ勢唯一の準々決勝進出を果たしている。

 準々決勝進出8クラブを国別で見ると、スペイン勢が3クラブで最多となっている。なお、同国から3クラブがベスト8へ進出するのは、2012−13シーズンから6大会連続となった。

 スペイン勢に続くのが、2クラブずつが進出を果たしたイングランドとイタリアだ。プレミアリーグの複数クラブがCLベスト8入りを決めたのは2013−14シーズン以来のこと。そしてセリエAから2クラブが準々決勝進出を果たしたのは、2006−07シーズン以来、実に11年ぶりとなった。当時はミランとローマが8強入りを果たし、ミランが決勝でリヴァプールを破って大会制覇を果たしている。

 なお、準々決勝の組み合わせ抽選は16日12時(日本時間16日20時)からUEFA(欧州サッカー連盟)の本部、スイスのニヨンにて実施される。準々決勝では同国クラブの対戦を避ける措置(カントリー・プロテクション)は行われない。

▼CL決勝トーナメント1回戦結果(左がファーストレグのホーム、スコアは2試合合計)
◎ユヴェントス(イタリア) 4−3 トッテナム(イングランド)
バーゼル(スイス) 2−5 マンチェスター・C(イングランド)◎
ポルト(ポルトガル) 0−5 リヴァプール(イングランド)◎
◎セビージャ(スペイン) 2−1 マンチェスター・U(イングランド)
◎レアル・マドリード(スペイン) 5−2 パリ・サンジェルマン(フランス)
シャフタール(ウクライナ) 2−2(アウェイゴール:0−1) ローマ(イタリア)◎
チェルシー(イングランド) 1−4 バルセロナ(スペイン)◎
◎バイエルン(ドイツ) 8−1 ベシクタシュ(トルコ)

▼CL準々決勝進出8クラブ
レアル・マドリード(スペイン)
バルセロナ(スペイン)
セビージャ(スペイン)
マンチェスター・C(イングランド)
リヴァプール(イングランド)
ユヴェントス(イタリア)
ローマ(イタリア)
バイエルン(ドイツ)

サッカーキング

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