ドルトムント、ELラウンド16でまさかの敗退…ザルツブルク南野は出場せず

2018年3月16日(金)9時14分 サッカーキング

ラウンド16で敗退となったドルトムント [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)セカンドレグが15日に行われ、香川真司所属のドルトムントと南野拓実所属のザルツブルクが対戦した。南野はベンチスタート、香川は負傷のためメンバー外となった。

 ホームで行われたファーストレグを1−2で落としているドルトムントは、逆転のために少なくとも2得点が必要に。好調のミシー・バチュアイやマルコ・ロイス、マリオ・ゲッツェらがスターティングメンバーに名を連ねた。

 最初に決定機を迎えたのはザルツブルクだった。5分、ハイプレスでドルトムントDFのパスミスを誘うと、ボールを奪ったムナス・ダブールがファン・ヒチャンに繋ぐ。ワントラップしたファン・ヒチャンはループシュートでゴールを狙うも、シュートはドルトムントGKロマン・ビュルキに阻まれ得点ならず。

 21分にも似た形からザルツブルクがチャンスを作る。ドルトムントDFの横パスをカットしたファン・ヒチャンがそのまま抜け出しシュートを狙うも、ボールは再びビュルキにセーブされる。

 32分にはまたもザルツブルクにビッグチャンス。スローインからうまくパスを繋ぎ、最後は抜け出したクサファー・シュラーガーが左足で鋭いシュート。しかし、このシュートもビュルキがビッグセーブで防ぎ、ゴールを許さない。

 スコアレスで折り返した後半、リズムが悪いドルトムントは開始早々から2選手を投入する。ロイスとゲッツェを下げて、アレクサンデル・イサクとマキシミリアン・フィリップをピッチに送り出した。

 すると流れは徐々にドルトムントペースに。57分、ピチュチェクのクロスはDFに跳ね返されるも、クリアボールを拾ったマルセル・シュメルツァーが左足で強烈なシュートを放つ。しかし、このシュートは相手GKアレクサンデル・ヴァルケの正面に。

 70分にはドルトムントに再び得点のチャンスが訪れる。バチュアイが前線でボールを収めてスルーパスを送ると、ザルツブルクDFの裏に抜け出したのはイサク。GKと1対1のチャンスを迎えるも、ヴァルケのセーブに阻まれ得点を奪うことができない。

 ドルトムントペースで進んだ後半だったが、アディショナルタイムにはザルツブルクがカウンターを浴びせる。フレドリック・グルブランドセンが右サイドを駆け上がりグラウンダーのクロスを送ると、ダブールが左足で合わせる。しかし、このシュートはクロスバーに阻まれてしまう。

 試合はこのままスコアレスでタイムアップ。ファーストレグを制していたザルツブルクが合計スコアを2−1とし、準々決勝進出を決めた。なお、準々決勝の組み合わせ抽選会は16日に予定されており、第1戦は4月5日に、第2戦は12日に行われる。

【スコア】
ザルツブルク 0−0(2試合合計:2−1) ドルトムント

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