苦難の日々を乗り越え…ラムズデールが描くアーセナルでの未来「レジェンドになりたい」

2023年3月16日(木)22時23分 サッカーキング

アーセナルを最後尾から支える守護神ラムズデール [写真]=Getty Images

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 イングランド代表GKアーロン・ラムズデールは、現所属のアーセナルで出来るだけ長くプレーしたいと考えているようだ。15日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 現在24歳のラムズデールは、2021年夏に最大3000万ポンド(約48億円)の移籍金でアーセナル加入を果たした。程なくしてドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)から定位置を奪うと、初年度から公式戦通算37試合に出場。迎えた今シーズンも正守護神としてここまで公式戦29試合に出場し、プレミアリーグで首位を快走するチームを最後尾から支えている。

 今でこそ強豪アーセナルの正GKに君臨しているラムズデールだが、かつては所属クラブでなかなか出場機会を得られず、レンタル移籍を繰り返す日々を過ごしていた。また、2019−20シーズンのボーンマス、翌2020−21シーズンのシェフィールド・Uと、2年連続で所属クラブが2部降格の憂き目に遭うなど苦しい日々も経験している。苦難を乗り越え、現在の地位に登り詰めたラムズデールは過去について触れつつ、今後の目標について次のように語っている。

「以前はクラブを転々としていたし、ローン移籍も含めて難しい時期を過ごしていたよ。ボーンマスやシェフィールド・Uを1年で離れることになるとは想像もしていなかったしね。でも、ここ(アーセナル)は10年、12年、15年と自分がいられる場所だと思っているんだ。それこそが僕の目標だし、願わくばこのクラブのヒーロー、そしてレジェンドになりたいと思っているよ」

 また、同選手はアーセナル加入当初を回想。「ミケル・アルテタ監督は初日の電話から『遠慮する必要はないし、自分らしく振る舞ってほしい』と言ってくれた。だから、入団初日から数人と仲良くなれたよ。冗談を言い合うこともできたし、自分の性格を知ってもらうこともできた。そのおかげで初戦からピッチで自分を表現することができたんだ」と、指揮官やチームメイトから受けた温かいサポートを明かしている。

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