【C大阪vs札幌プレビュー】鬼門突破で自信と勢いを手にしたC大阪…札幌は限られた戦力で難局を乗りきれるか

2022年3月19日(土)2時57分 サッカーキング

[写真]=森優斗、兼子愼一郎

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■セレッソ大阪



【プラス材料】
 前節は清水エスパルスを相手に3−1で快勝し、待望のリーグ戦初勝利。J1では2004年以来白星のなかった“鬼門”を突破したことで、自信と勢いを得られたはずだ。

 その清水戦ではリーグ戦初先発となったDF山中亮輔が2ゴールを演出。DF丸橋祐介とのハイレベルな競争はチーム全体に良い刺激を与えている。

 DFマテイ・ヨニッチとFWジェアン・パトリッキがチームに合流。これからさらにチーム内での競争が激しくなるだけに、選手一人ひとりの意欲向上が期待できる。

【マイナス材料】
 清水戦で大黒柱のMF清武弘嗣がケガを負って戦線離脱。MF乾貴士もまだリハビリ中で、攻撃の二枚看板を欠くこととなった。FWアダム・タガート、FWブルーノ・メンデス、J・パトリッキらは状態が上がっておらず不安がつきまとう。

 守備面に目を向けると、リーグ戦4試合すべてで失点しており堅守の構築はまだ発展途上。それだけに複数得点を取れるかどうかが勝利へ向けたカギになる。“背番号10”不在の中、チャンスを得た選手の発奮に期待したい。

文:totoONE編集部

■北海道コンサドーレ札幌



【プラス材料】
 長期キャンプが終わり、今週から札幌市内での練習を再開。リーグ戦はここまで未勝利だが、新たな気持ちで試合に挑めることだろう。

 裏腹ではあるものの、リーグ戦未勝利ながら無敗でもある。悪い時間帯に押し込まれても、試合全体として勝ち点を拾えている部分はプラスに捉えていいはずだ。前節の横浜F・マリノス戦もラストプレーで同点に追いつかれたが、相手の鋭い攻撃に対して粘り強く守り続けることができていた。

 FW興梠慎三やFWガブリエル・シャビエルら新戦力も試合を重ねるごとにフィットしており、今後の活躍が期待できる。

【マイナス材料】
 今週に入り、トップチーム関係者の新型コロナウィルス感染が発表された。選手も含まれている模様で、どのようなメンバーで試合に臨むかが流動的になる可能性も。その状況でアウェイ戦を挑むのは当然ながら難しい。今節の最も大きなマイナス材料と言えるだろう。

 また、俊足を武器に相手陣地を駆け回るストライカーのFW小柏剛が横浜FM戦で右足を負傷。今節の出場が難しい見通しだ。相手のディフェンスラインを押し下げることもできる選手のため、戦力ダウンとなる。

 そうしたことも踏まえ、今節はベストメンバーで試合に挑むのが難しい可能性があるため、よりハードな一戦となりそうだ。

文:totoONE編集部

サッカーキング

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