日本代表MF久保建英、運命の豪州戦は「前回対戦とはまったく違うものに」

2022年3月23日(水)13時10分 サッカーキング

日本代表の久保 [写真]=Getty Images

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 日本代表のMF久保建英(マジョルカ/スペイン)が23日、メディア対応を行った。

 日本代表は、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選・オーストラリア代表戦(24日)およびベトナム代表戦(29日)を控えている。現在、日本代表は最終予選のグループBで2位。24日の3位・オーストラリア代表戦で勝利すれば、自力でワールドカップ出場を決めることができる。また、オーストラリア代表戦で引き分けた場合でも、29日のベトナム代表戦で引き分け以上の結果を得ることで、自力でのワールドカップ出場が確定する。

 久保は「次の試合(オーストラリア代表戦)でワールドカップ出場が決まるかもしれない事実があるなかで、あと1日、全員が合流した大事な前日練習がありますけど、しっかりチームとして明日に向けて最高のパフォーマンスを発揮できるような状態にできればいいかなと思います」と語るとともに、オーストラリア代表戦のポイントを挙げた。

「前回と今回ではお互いの置かれている状況が違うので、前回の戦いを参考にするというよりはまったく違うものになると思っています。お互いに後がない状況なので、試合の入りも厳しいものになると思うし、90分間持たせようというよりは、どんどんギアを上げていく展開になるかと。特に相手はホームなので、観客の声援の後押しを受けてくる。僕も何回か、相手のサポーターの存在も含めて難しいアウェイ戦は経験しているつもりですけど、それ以上のものが待っているのかな」

 今回、日本代表の招集メンバーからはFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が負傷の影響により離脱している。FW古橋亨梧(セルティック/スコットランド)も負傷で選外となるなか、センターフォワードには東京オリンピックで共闘したFW上田綺世(鹿島アントラーズ)かFW林大地(シント・トロイデン)の起用が考えられる。

「個人的にはどちらも長く一緒にやってきているので、だいたい特徴は分かっていますし、それぞれ違った特徴を持ったいい選手だと思います。大迫選手や酒井選手がいないところはありますけど、基本的に誰が出ても機能するというところをチームとして掲げているなかで、いない選手の話をしても仕方がない。『大迫選手がいない』と言うと、同じポジションでしのぎを削っている上田選手や林選手に変なプレッシャーを与えることになると思うので、今いる選手たちで頑張らないといけないと思います。僕としては、一緒に出るチャンスがあれば、フォワードの彼らが点を取って勝ってくれたらいいかなと思いますし、できるだけサポートしていけたらいいですね」

 7大会連続のワールドカップ出場を懸けた大一番を前にしても、チーム内に重い空気感は「あんまり感じないですね」と語る久保。「いつもどおり、代表に合流してみんな気持ちを切り替えています。(オーストラリア代表戦が)大事な試合であることはたしかですし、しっかり気持ちを作っているのかなとは思います」と、チームが良好な精神状態にあることを示唆した。

サッカーキング

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