古江彩佳と米初の同組「うまいな~」 西村優菜が後半4連続チャージで急浮上

2024年3月24日(日)12時0分 ALBA Net

4連続バーディを奪った西村優菜。トップ10入りを視野に入れた(撮影:GettyImages)

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<ファーヒルズ朴セリ選手権 3日目◇23日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

切磋琢磨してきた仲間とともにリーダーボードを駆け上がった。44位の西村優菜と56位の古江彩佳が2サムでプレー。日米合わせれば2022年「TOTOジャパンクラシック」以来、米メンバー入りしてからは「初めて」というラウンドが実現。ともにトータル4アンダー・15位タイまで伸ばした。


前半で3連続バーディを奪った古江に対し、西村のバーディは“ワンオンチャレンジ”に設定された5番パー4のひとつのみだった。ティショットがガードバンカーにつかまったが、「あのバンカーには入れたくないと思っていた。まずまずいいバンカーショットができたので、切り替えられた」と4メートルに乗せてバーディを奪った。

もどかしい時間を過ごすと、12番で3パットのボギー。そしてこれが「切り替え」のきっかけになる。13番で「難しいホールでバウンスバックできたのも良かった」と6メートルを流し込むと、14番、15番ではショットをピンに絡めてバーディ。16番パー5ではバンカー超えのショートサイドという難しい位置からのアプローチが残ったが、セーフティに寄せて3メートルを決めた。4連続バーディとなり「うれしかったです」とニコリ。5バーディ・1ボギーの「67」をマークした。

「正直、インコースでこんなにたくさんバーディを獲れると思っていなかった。満足いくプレーだった」と振り返るバックナイン。このチャージについては「『うまいな〜』と思いながら。これについていこうとラウンドしていたし、お互いに集中してできたんじゃないかな」という古江の存在も少なからずある。

初日から30、32パットだったグリーン上は28パットに改善した。「もうちょっと回転を良くするためにはどうしたらいいかを考えたり、スピードのコントロールができていなかったので意識しながら」という前日の練習が奏功。この好感触とともに、首位の背中を追いかける。

「強風の予報なので難しいラウンドになると思うけれど、しっかり集中してあと1日頑張りたい」と見据える最終日。またも古江と2サム…とはならず、西村は古江の一組前だ。先に颯爽(さっそう)と駆け抜け、リーダーボードのさらに上に名前を載せたい。


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