「いつも裏切られる(笑)」 西村優菜がLAのイメージと裏腹天気に苦戦

2024年3月25日(月)9時30分 ALBA Net

強風に苦しんだ西村優菜(撮影:GettyImages)

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<ファーヒルズ朴セリ選手権 最終日◇24日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

首位と5打差から上位進出を狙いスタートした西村優菜だったが、最終ラウンドは思わぬ敵との戦いに終始した。3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「74」と崩れ、トータル1アンダー・27位タイで今季の米本土初戦を終えた。


朝から猛烈な風が吹き荒れる天候に苦しんだ。先に来たのは序盤4番でのダブルボギー。持ち味の正確なショットも機能せずに翻弄(ほんろう)された。この日のパーオンは8回。バンカーにつかまった回数は5回。砂からはすべてパーセーブに成功しながらも、風と友達になることはできなかった。

「ショットもパットも風が吹いている中だったので、すごく難しかった。特にきょうは距離が長く感じてしまったところが多くて、その難しさをカバーしきれなかったと思います」

強烈な風が吹きつけるアゲンストのホールでは長い番手を持つしかなく、なかなかチャンスメイクができない。そんな中でも「ところどころではしっかり耐えることができたので、そこはポジティブに捉えてもいいのかなと思います」と落としてしまった結果だけを見ずに、プラス面を持って次戦に向かうつもりだ。

「4日間通して18ホールしっかり集中できたと思いますし、去年よりは成長を感じられるところも多かった」。ここまでシンガポール戦で3位に入るなど、ルーキーシーズンだった昨年と比べれば、ここまでは余裕もあるという。出場権がおりてこないなか、現地ウェイティングをして出場の機会を待つこともあった昨年の今頃と比べれば、心のゆとりも好結果につながっていく。

3日目は冷たい雨、そしてこの日は強風と決勝ラウンドは厳しいコンディションに見舞われた。「寒かったですね(笑)」というロサンゼルス戦もいい経験。「LAって晴れてあったかいイメージがあるじゃないですか。雰囲気的に。いつも裏切られる(笑)」。次戦は乾燥地帯のアリゾナ戦。どんな悪天候も、培ってきた経験で乗り切ってみせる。


<ゴルフ情報ALBA Net>

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