元名古屋ダニルソンが日本代表分析「ずる賢さが…」母国コロンビアに勝機

2023年3月28日(火)7時24分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

 かつてコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)や名古屋グランパス、アビスパ福岡でプレーしたコロンビア人FWダニルソンが日本代表の特徴を分析。キリンチャレンジカップ2023の一戦を前にコロンビア代表に勝機を見出しているほか、Jリーガーと欧州組の違いについても語っている。


 コロンビア代表はMFハメス・ロドリゲス(オリンピアコス)やFWラダメル・ファルカオ(ラージョ・バジェカーノ)ら主力選手を擁する中、24日に行われた国際親善試合で韓国代表に2-2と引き分け。28日にヨドコウ桜スタジアムで森保ジャパンと対戦する。


 日本で8年以上にわたりプレーしたダニルソンは、コロンビアのラジオ局『BluRadio』の番組に出演。日本代表の印象を聞かれると、「日本はサッカーで世界の顔を変えてきた。以前は国際舞台でそこまで目立つような存在ではなかったけどね」


 「(日本対コロンビアは)とても目を引くような試合になると思う。日本代表は韓国代表に似ているんだ。スピードがあり、プレー強度が高く、とてもダイナミックだから、集中を欠くようなことがあれば難しい試合になるだろうね。テクニック面では互角だと思う」と語っている。


 ただ一方で「ずる賢さという点では、コロンビア代表の方が有利だね。日本の選手たちは実直だから、それが悪い方向に働くこともあるんだ」と、日本代表の欠点を指摘。


 「日本人は非常に受け身で従順な性格だが、ヨーロッパでプレーしている選手はまた異なる。(欧州でプレーしている日本人選手の)メンタリティー、戦う姿勢が強いんだ」とコメント。MF久保建英(レアル・ソシエダ)など海外組が日本代表に強靭なメンタリティーをもたらしているとの見方を示した。


 なおコロンビア代表は日本代表と過去に5度対戦して3勝1分1敗。ブラジルW杯グループリーグ最終戦で4-1と勝利した一方、ロシアW杯グループリーグ初戦では1-2と敗北。直近では2019年3月の国際親善試合で1-0と勝利している。


 2009年の札幌移籍を皮切りに、Jリーグ3クラブを渡り歩いたダニルソン。日本との縁が深いだけに、同選手も森保ジャパンに注目している。

FOOTBALL TRIBE

「写真」をもっと詳しく

タグ

「写真」のニュース

「写真」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ