ランパード氏が再び監督に? U21イングランド代表の新指揮官候補に浮上

2021年3月30日(火)15時24分 サッカーキング

ランパード氏がU21イングランド代表の新監督候補に [写真]=Getty Images

写真を拡大

 かつてイングランド代表として活躍したフランク・ランパード氏が、U−21同代表の新監督候補として名前が上がっている模様だ。イギリスメディア『デイリーメール』が29日に報じている。

 現在U−21イングランド代表の指揮を執っているアイディ・ブースロイド監督は、今年の夏に契約満了を迎える。チームは3月から6月にかけて開催されているUEFA・U−21欧州選手権2021を戦っており、イングランドは2試合を消化した段階で2敗を喫し、グループステージ敗退の危機に陥っている。FA(イングランドサッカー協会)は今回の結果を受けて、ブースロイド監督との契約を更新せず、監督を交代させることを考慮しているという。

 このような状況の中で、後任候補にランパード氏の名前が挙がっているようだ。ランパード氏は2018−19シーズンにダービー・カウンティで監督キャリアをスタートさせると、チャンピオンシップ(イングランド2部)を6位でフィニッシュし、クラブを昇格プレーオフへと導いた。昇格プレーオフでは敗れたものの、指揮官としての手腕が認められ、翌シーズンから古巣・チェルシーの監督に就任。初年度はプレミアリーグを4位で終えたものの、今シーズンは年末年始にかけて不振に陥り、今年1月に解任が発表されていた。

 FAはランパード氏の若手育成能力を高く評価していることから、次期監督候補としてリストアップしているという。ランパード氏以外には、2017年のU−17ワールドカップでイングランドを優勝へと導いたスティーブ・クーパー氏(現スウォンジー監督)、同年のU−20ワールドカップで同じく優勝を達成したポール・シンプソン氏、現在QPRを率いているマーク・ウォーバートンなどが候補として考えられている模様だ。

 果たして、ランパード氏は若き“スリーライオンズ”で監督キャリアを再スタートさせることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。

サッカーキング

「イングランド」をもっと詳しく

「イングランド」のニュース

「イングランド」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ