ハリル率いるモロッコ、カメルーン、チュニジアがW杯へ 出場5カ国決定/アフリカ最終予選

2022年3月30日(水)7時22分 サッカーキング

ハリルホジッチ監督率いるモロッコがW杯へ(写真は22年1月時) [写真]=Getty Images

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 FIFAワールドカップカタール2022アフリカ最終予選、アルジェリア代表vsカメルーン代表、チュニジア代表vsマリ代表、モロッコ代表vsコンゴ民主共和国代表が29日に行われた。

 カメルーンとのアウェイでの第1戦を1−0で勝利したアルジェリアだったが、ホームに帰ってきての第2戦では先制を許す。22分、左CKからGKがこぼしたところをエリック・マキシム・シュポ・モティングが蹴り込んで、カメルーンが2戦合計スコアをタイに戻す。試合はそのままスコアが動かず延長に突入。延長前半の98分、アルジェリアはアーメド・トゥーバの左クロスをイスラム・スリマニが合わせてネットを揺らしたが、VARによるチェックの末にハンドで取り消しに。

 なおも攻め立てるアルジェリアは延長終了間際の118分、左CKにトゥーバがヘディングで合わせて貴重なゴール。アルジェリアが大きくW杯に近づいたが、まだドラマが待っていた。120+4分にカメルーンはコリンズ・ファイが右サイド浅い位置からゴール前にボールを送ると、ミシェル・ンガドゥ・ンガジュイが頭で落とし、カール・トコ・エカンビが最後は押し込んだ。直後に試合終了のホイッスル。2戦合計2−2となったが、アウェイゴール数によりカメルーンが2大会ぶり8回目のW杯出場権を獲得した。

 アウェイでマリに1−0で先勝しているチュニジアはホームでの一戦でも相手に得点を許さず、0−0のスコアレスドローとし、2戦合計1−0で2大会連続6回目の出場を決めた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるモロッコは、コンゴ民主共和国と対戦。アウェイでの第1戦を1−1で終えると、ホームゲームではゴールラッシュに。21分にアゼディン・ウナヒのミドルシュートで先制すると、前半アディショナルタイムにタリク・ティソウダリが加点。54分にはカウンターからウナヒが自身2点目を決めると、69分にアクラフ・ハキミがダメ押し点を奪った。コンゴ民主共和国の反撃を1点に抑えたモロッコが4−1(2戦合計5−2)で勝利し、2大会連続6回目の出場権を手にした。

 3試合に先んじて行われた試合ではセネガルがエジプトに、ガーナがナイジェリアに勝利して出場権を獲得。アフリカ予選を勝ち抜いた5カ国が決定となった。

■第2戦対戦カード
◎セネガル 1−0(2戦合計1−1、PK 3−1) エジプト
アルジェリア 1−2(延長、2戦合計2−2、アウェイゴールルール) カメルーン◎
ナイジェリア 1−1(2戦合計1−1、アウェイゴールルール) ガーナ◎
◎モロッコ 4−1(2戦合計5−2) コンゴ民主共和国
◎チュニジア 0−0(2戦合計1−0) マリ

■W杯出場決定国
セネガル(2大会連続3回目)
カメルーン(2大会ぶり8回目)
ガーナ(2大会ぶり4回目)
モロッコ(2大会連続6回目)
チュニジア(2大会連続6回目)

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