大谷翔平の7億円だけじゃない“借金”も判明 米紙が水原氏と渦中の胴元が知り合った経緯を衝撃報道「賭けるならこの人にすべき」

2024年4月1日(月)12時18分 ココカラネクスト

大谷の口座から資金を違法賭博の胴元に送金していたとされる水原氏。その騒動の余波はいまだ広まり続けている。(C)Getty Images

 まだまだ闇は深そうだ。ドジャースの大谷翔平と、彼の元専属通訳だった水原一平氏を巡る違法賭博スキャンダルで新たな報道が飛び出した。

【動画】大谷翔平、騒動後初の肉声! 異例の会見での様子をチェック

 ロサンゼルスに拠点を置く日刊紙『Orange County Register』は、水原氏とやり取りを行っていたという違法賭博ブックメーカーの胴元であるマシュー・ボウヤー氏と、その関係者を取材。そこで新たな疑惑をすっぱ抜いている。

 ボウヤー氏の関係者によれば、水原氏は大谷の口座から送金した450万ドル(約6億8000万円)のほかに、「まだ返済していない借金がある」という。全額こそ不透明ながら、大谷側の弁護士が「大規模な窃盗被害にあった」と訴えている騒動の規模の大きさを感じさせるニュースである。

 そもそも今回のスキャンダルは、米連邦捜査局が違法なブックメーカーを運営しているボウヤー氏に対する調査を進める過程で、大谷の口座からの送金があった情報を確認。その事実を知った米スポーツ専門局『ESPN』が水原氏にぶつけたところから始まった。

 現地時間3月19日に行われたというインタビューで水原氏は「翔平に借金の肩代わりしてもらった。2人でパソコンを開き口座にログインして50万ドル(約7500万円)を8、9回送金した」と証言。しかし、翌日に取材内容を確認された大谷の代理人がこれを否定すると、同氏も撤回。「私が嘘をついた。翔平は賭けには関与していない」と主張を変えていた。

 大谷本人は今月25日に開かれた記者会見で「僕自身は賭けていないし送金もしていない」「彼が僕の口座からお金を盗んだ」と説明。断固とした態度を示すとともに、一貫して自身の潔白を訴え続けた。

 一方で複数の米メディアや記者の間では、水原氏がいかに大谷の口座にアクセスしたのか、なぜ大谷も周囲の人間も450万ドル(約6億7000万円)もの金額が盗まれたことに気がつかなったのかなど、小さくない疑義も生じていた。

 そうしたなかで問題に深く切り込んだ『Orange County Register』は、水原氏とボウヤー氏が出会ったいきさつにも触れ、「両者は共通の知人を通して知り合った」と指摘。2021年にサンディエゴにあるホテルのロビーで、携帯電話を通して異なるブックメーカーに賭けていたミズハラに対し、知人から『賭けるならこの人にすべきだ』と助言されて紹介を受けた」と伝えている。一大騒動となったギャンブルのキッカケは何気ないやり取りにあったようである。

 今後、事態の収拾をつけるには、米メディアなどがこぞって追跡を続けている水原氏による供述によるところが大きい。だが、彼の足取りは依然として掴めていない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「大谷翔平」をもっと詳しく

「大谷翔平」のニュース

「大谷翔平」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ