トップチェッカーの渡辺一馬に30秒加算ペナルティ。優勝は高橋裕紀/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝

2022年4月3日(日)19時56分 AUTOSPORT web

 4月3日、2022年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第1戦スーパーバイクレースinもてぎのST1000クラス決勝が栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、高橋裕紀(JAPAN POST Honda Dream TP)が優勝した。


 雨上がりの決勝となったST1000クラス。多くがドライタイヤを装着してスタート。

トップ争いする渡辺一馬、高橋裕紀/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝


 ホールショットを奪ったのは前田恵助(Team GYTR)。すぐに渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)がトップに浮上してレースをリード。高橋裕紀が背後につけ、一騎打ちを開始する。


 2台に離されたものの、前田は単独3番手で周回を始める。トップ3台のみが1分52秒台で周回する。

前田恵助(Team GYTR)、南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝


 5周目、渡辺一馬が1分51秒台に突入。高橋裕紀も1分51秒台をマークし、前田はさらに引き離されてしまう。

制限時間を過ぎてタイヤ交換をした渡辺一馬のマシン/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝


 ここで渡辺一馬ら4台にグリッド上での作業違反との表示が出る。この結果、渡辺一馬は30秒加算の裁定が示された。


 早くも周回遅れが出現。トップ争いは渡辺一馬の背後に高橋裕紀がつけたまま。3番手走行の前田には南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)が追いつき、順位を入れ替える。南本はペースを上げて前田を引き離しにかかる。

トップ争いする渡辺一馬、高橋裕紀/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝


 レース終盤。渡辺一馬と高橋裕紀の間がコンマ5秒ほど開いた。

南本宗一郎(AKENO SPEED・YAMAHA)/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝


 渡辺一馬はそのままトップでゴール。高橋裕紀は1秒半遅れでチェッカー。渡辺一馬が30秒加算ペナルティを受けたために6位に降格。高橋裕紀が優勝。3番手でゴールした南本が2位、前田が3位表彰台獲得となった。

笑顔でパルクフェルメに入る高橋裕紀(JAPAN POST Honda Dream TP)/2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000決勝
2022全日本ロード第1戦もてぎ ST1000 決勝 表彰式

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