アグエロの代役は? 来季に向けペップ「新ストライカー獲得の可能性は低い」
2021年4月3日(土)2時5分 サッカーキング
マンチェスター・C史上最多得点記録保持者となっている現在32歳のアグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Cに移籍。10シーズンで公式戦384試合に出場し、257ゴールを記録している。グアルディオラ監督は、クラブにとって偉大な存在である同選手を「かけがえのない存在」とし、代役の確保は簡単にはいかないとみているようだ。
グアルディオラ監督は3日に行われるプレミアリーグ第30節レスター戦に向けた前日記者会見でアグエロの代役候補について言及。評価額が1億5000万ユーロ(約195億円)と報じられるドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについては、「この価格ではストライカーを買うことはできない。そんなことはありえない。すべてのクラブが財政的に苦しい状況にあり、我々も例外ではない」と言及。同選手の獲得は現実的でないことを明言した。
財政的に大型補強が厳しいとみられるなか、グアルディオラ監督は現時点でクラブに所属している選手たちの来季の活躍を期待しているようで、以下のように言及している。
「今、トップチームには十分な選手たちがいるし、アカデミーにだって興味深い選手たちがいる。今の世界の経済状況を考えると、来季は新ストライカー獲得の可能性は低い。我々にはガブリエル・ジェズスがいるし、今季、このポジションで信じられないような活躍をしたフェラン・トーレスもいる」
「それに、我々は偽9番を起用した形で何度もプレーしている。どうなるかは分からないが、次のシーズンに向けてストライカーを買うことはないかもしれない。現状ではその可能性のほうが高い」