17位のエスパニョールが指揮官交代を決断…クラブOBのルイス・ガルシア氏が監督として帰還へ

2023年4月3日(月)17時29分 サッカーキング

ルイス・ガルシア氏(写真右)が監督としてエスパニョール帰還へ [写真]=Getty Images

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 エスパニョールは、ディエゴ・マルティネス監督の解任を決断し、後任にはルイス・ガルシア氏を招へいするようだ。2日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 エスパニョールは今季、かつてグラナダをクラブ史上初となるヨーロッパリーグ出場に導いたディエゴ・マルティネス氏を新監督として招へい。しかし、42歳の若き知将はラ・リーガ開幕10試合で2勝3分5敗とスタートダッシュに失敗。その後一度は立て直したものの、3月以降は再び負けが込み始めると、4月1日のジローナ戦に1−2で敗れたことによりリーグ戦4連敗に。順位は17位と低迷し、降格圏となる18位のアルメリアとは勝ち点で並んでいる。

 3シーズンぶりのセグンダ降格の危機に瀕するなかで、クラブ上層部はディエゴ・マルティネス監督の解任を決断したようだ。『マルカ』によると、後任にはルイス・ガルシア氏を据えるとのこと。2005年夏から2011年夏までの在籍6シーズンでクラブ公式戦通算250試合以上に出場し、コパ・デル・レイ制覇やUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)準優勝の立役者になった同氏に残りの11試合を託すことを報じている。

 また『マルカ』は、ルイス・ガルシア氏の帰還を巡って、レアル・マドリードが関与していることを指摘。実は同氏は、昨夏にスペイン5部のRSCインテルナシオナルの監督に就任したのだが、同クラブは来季からレアル・マドリードのCチームとして活動することが決まっている。その為、今回の交渉においてもレアル・マドリードから承諾を得ていることを併せて伝えている。

 ラ・リーガ第27節終了時点で13位から19位までの勝ち点差がわずか「5」と熾烈極める残留争い。今年2月に、こちらもクラブレジェンドのルベン・バラハ氏に命運を託したバレンシアや、今季2度目の指揮官交代に踏み切り、“知将”ホセ・ルイス・メンディリバルを招へいしたセビージャなども大きな決断を下しているが、エスパニョールは生き残ることができるのだろうか。

サッカーキング

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