WRC:ツール・ド・コルスのシェイクダウンはシトロエン最速。トヨタは7.1秒差

2018年4月5日(木)22時19分 AUTOSPORT web

 WRC世界ラリー選手権は4月5日、第4戦ツール・ド・コルスのシェイクダウンが行われ、クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)がトップタイムをマークした。


”1万コーナーのラリー”とも呼ばれるツール・ド・コルスは、フランス領コルシカ島の峠道などをを舞台に争われる1戦だ。


 6日(金)に控えた競技開幕に先駆けて行われたシェイクダウンは、5.45kmのステージで開催。前日に降った強雨の影響でドライバーたちがコーナーイン側をカットするたびに泥がコース上に散乱する難しいコンディションのなかで行われた。


 このステージでミークは4分00秒8のベストタイムを記録。昨年、エンジントラブルが発生するまでトップを走行していたコルシカ島との相性をみせつけた。


 2番手以降はアンドレアス・ミケルセン、ティエリー・ヌービル、ダニ・ソルドとヒュンダイi20クーペWRCが続く形に。5番手にはドライバーズランキングトップのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)がつけた。


「昨日の雨の影響で本当にトリッキーなコンディションだった」とミーク。


「タイムに大きな意味はないけど、自分のリズムには満足している。マシンには満足しているよ」


「路面が乾いてくれば誰もがグリップを感じるはずだ。週末が進むにつれ天候は回復しそうだから、やはり僅差の争いになるだろうね」

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)


 TOYOTA GAZOO Racing WRTはオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)がトップと7.1秒差の8番手。以下、ヤリ-マティ・ラトバラが9番手、エサペッカ・ラッピが10番手だった。


 ツール・ド・コルスは6日、現地時間9時50分のSS1で開幕する。


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