リヴァプールのアシスタントコーチが語るサラー「彼の最大の強みは…」

2018年4月5日(木)17時43分 サッカーキング

リヴァプールのエースとして君臨するサラーの秘密をクラヴィッツコーチが語った [写真]=Getty Images

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 今季公式戦43試合に出場し、すでに38得点を決め、欧州のトップストライカーとして活躍しているリヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラー。ユルゲン・クロップ監督とともにボルシア・ドルトムントからリヴァプールにやって来たアシスタントコーチのペーター・クラヴィッツ氏がサラーについて言及した。4月4日のドイツメディア『スポックス』が伝えている。

 スピードと得点力を兼ね備え、年齢的にもチーム構成に合っているとサラーを評価するクラヴィッツコーチは、2013−14シーズンに行ったバーゼルとの練習試合で初めてサラーを観たときのことを回想している。「彼は右ウイングで、(ドルトムントの守備を)ズタズタにしたんだ。それ以来、私たちの間では彼の名前はずっと記憶されていた」

 とはいえ、本格的に獲得に興味を持ったのは、「ほぼ2試合に1点のペースで得点をしていた」15−16シーズンでのローマでの活躍だと言う。それ以降は、「彼の代表での試合も追い続けたんだ。彼の本当に適したポジションがどこなのか、そして、それが我々のチームのスキームにどの程度ハマるのか、という感覚を掴むためにね」と、現在の活躍が周到なスカウティングのたまものであることを説明した。

 だが、クラヴィッツコーチは、サラーの本当の長所はプレーそのものよりも、彼の性格だと評価する。常に落ち着いており、真摯にトレーニングに取り組む姿勢を例に上げながら、「そうやって自身のパフォーマンスを保証できることは、あらゆる監督にとって、価値のある要素だ。今の彼を取り巻く狂騒にもかかわらず、地に足を付けて、ポップスターのように傲慢に振る舞うことも決してない」と彼の人間性を褒め称えている。

 ストライカーでありながら、謙虚で静かなサラーの人間性が現在の安定した成功を支えているようだ。

サッカーキング

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