IMSA:5月末のデトロイト戦が開催キャンセル。シーズン再開は6月のワトキンスグレン以降に

2020年4月7日(火)12時16分 AUTOSPORT web

 4月6日、ウェザーテック・スポーツカー選手権を運営するIMSA国際モータースポーツ協会は、当初のカレンダーで2020年シーズン第5戦として5月29〜30日に開催が予定されていたデトロイトラウンドをキャンセルすると発表した。


 シボレーのお膝元、ミシガン州デトロイトのベルアイル島を舞台に争われるデトロイトラウンドはIMSAと、NTTインディカー・シリーズの併催イベントとして、毎年この時期に開催されてきた。


 しかし、今季の大会は世界的な感染拡大が続く新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて中止となることが決定。6日に、シボレー・デトロイトグランプリの主催者がこれを両シリーズに公式通知し、同グランプリが2020年に開催されないことが確定した。


 この決定がなされるまでの間、IMSAとイベント主催者は2020年内にレースを行うためにあらゆるオプションを模索。しかしながら、今年後半に予定されているイベントの日程を含め多くの要因が延期を妨げることとなり、その結果、開催をキャンセルする結論に至ったという。


 IMSAシリーズの最高峰であるウェザーテック・スポーツカー選手権は1月末にデイトナで開催された第1戦デイトナ24時間レース以降、第2戦セブリング12時間と第4戦ミド・オハイオが新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために開催延期となり、第3戦ロングビーチについては中止となっている。
 
 これを受けて、すでに2020年の改訂版レーススケジュールを発表していたシリーズは、第2戦に改められたデトロイト戦からシーズンを再開させる計画を立てていた。しかし、今回の中止決定によって今シーズンの再開は早くとも6月25〜28日に、ニューヨーク州のワトキンスグレンで行われる第3戦ワトキンスグレン6時間レースからとなる見込みだ。


 なお、IMSAはシーズンの適切なイベント数を確保するため、開催可能な代替イベントについてパートナーと引き続き協力していくという。また、スケジュールの変更に関する詳細は決定次第アナウンスするとした。

2019年IMSA第5戦デトロイトで優勝した6号車アキュラARX-05のデイン・キャメロン(左)とファン・パブロ・モントーヤ(右)


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