スーパーフォーミュラ第1・2戦の金曜専有走行は天候悪化が予想されるため中止に

2023年4月7日(金)13時37分 AUTOSPORT web

 4月8〜9日に静岡県の富士スピードウェイで開幕する2023年の全日本スーパーフォーミュラ選手権。当初は走行前日の4月7日に90分間の専有走行(フリー走行)が予定されていたが、天候悪化が予想されるため、セッション開始の約30分前に中止がアナウンスされた。


 開幕ラウンドの富士は、第1戦の予選と決勝を土曜日に、第2戦の予選と決勝を日曜日に行う2レース制。このため、金曜日に90分間の専有走行が予定されいてたが、セッション中止を受け、各チームはいきなり土日の走行スケジュールへと臨むこととなった。


 2023年のスーパーフォーミュラでは、新型車両『SF23』と、サステナブル素材が配合された新スペックのタイヤが導入されるなど、変化の多い年となる。さらに、例年2回行われてきた開幕前の公式合同テストが、鈴鹿サーキットでの1回へと変更になっていた。


 このため、SF23での初走行となる富士の金曜専有走行は、各チームが富士向けのセットアップ作業を行うための極めて貴重な時間となるはずだったが、あいにく金曜日の富士スピードウェイ周辺は雨模様。時折強い風も吹くというコンディションのためセッションはキャンセルとなり、各チームは“ぶっつけ本番”での走行を強いられることとなった。


 さらに怪我療養中のため鈴鹿テストを走行しなかった山下健太(KONDO RACING)、ルーキーの太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)にとっては、SF23での初ドライブをこの専有走行で迎える予定だったほか、リアム・ローソン(TEAM MUGEN)ら富士スピードウェイでの走行経験自体を持たないドライバーもおり、この90分間のセッション中止が今週末に与える影響は大きそうだ。


 この中止の影響により、土曜日の予選方式が変更される可能性もあるようだ。

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