代表ウィーク後2試合で7失点…トゥヘル監督「憂慮すべきこと」

2022年4月7日(木)9時56分 サッカーキング

チェルシーを率いるトゥヘル監督 [写真]=Getty Images

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 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、レアル・マドリードとの初戦を振り返った。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグが6日に行われ、チェルシーはホームでレアル・マドリードと対戦。カリム・ベンゼマに2ゴールを許すと、カイ・ハフェルツのゴールで1点を返して前半を折り返したものの、後半開始早々に連携ミスからベンゼマに再びゴールを奪われ、1−3で敗れた。

 試合後、逆転突破は可能かと聞かれたトゥヘル監督は「今日、このパフォーマンスでそれが可能かだって?ノーだ。現時点でそれはない」と現在の状態では逆転が難しいことを認めつつ、2日に行われたプレミアリーグ第31節ブレントフォード戦(1−4で敗戦)に続いて大量失点を喫したことを改善しなければならないと強調した。

「私たちは自分たちを見つけ出さないといけない。インターナショナルブレイクが終わってから自分たちがどこにいるのかわからない。レアル・マドリードとの準々決勝で今夜起こったことはブレントフォード戦の後半と同じだった。5日間で7失点だ。これは憂慮すべきことだ」

「私たちは戦術的に、個人的に、状態的に、挑戦することにおいても自分たちのレベルからはるかに離れていた。新しいフォーメーションに挑戦しようとしたが、自分たちの大きなミスで試合を潰してしまった。1人の選手だったり、何人かの選手のせいではない。これは私も含め、全員の問題だ」

「個々人の状態と鋭さを失ってしまった。インターナショナルブレイク以来、私たちは明らかに同じではないが、私にはその理由を説明することはできない。私たちはとても競争力があり長い間連勝を飾っていたが、今日の前半は全く十分ではなかった」

 逆転突破に向けて、12日にアウェイで行われるセカンドレグに臨むチェルシーだが、トゥヘル監督はその前の9日に行われるプレミアリーグ第32節サウサンプトン戦でチームがどのような反応を見せるかが重要だと語った。

「(セカンドレグの)ベルナベウではなく、土曜日のサウサンプトン戦に向けて準備しなければならない。このようなプレーを続けた場合、勝ち点を得ることはできないだろう。来週のレアル・マドリードよりもサウサンプトンの方が心配している」

「仮に正しいメンタリティで臨むことができなければ、サウサンプトンにも勝利することができず、この一戦も終わってしまうだろう。もし、状況が変わったら、可能性はあるかもしれない。でも、世界でどれだけのチームが3点必要な状況で勝っただろうか。どれだけ頻繁にそれは起こるのだろうか。もしかしたら、このように答えるのが現実的かもしれない」

サッカーキング

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