ビジャレアルがバイエルンとの激戦制してホームで先勝

2022年4月7日(木)6時25分 サッカーキング

 チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝1stレグが6日に行われ、ビジャレアル(スペイン)とバイエルン(ドイツ)が対戦。ホームのビジャレアルが1−0で勝利した。

 立ち上がりはバイエルンが積極性を見せ、ボックス付近からのミドルシュートなどでゴールに迫ったが枠を捉えきれない。すると8分、右サイドでボールを持ったジオヴァニ・ロ・チェルソがワイドに開いたジェラール・モレノとのパス交換でゴールライン際まで侵入。ボックス中央マイナスのパスを送り、パレホが右足で合わせたボールをゴール前に走り込んだダンジェマがコースを変えてゴールネットを揺らした。

 リードを許したバイエルンはビジャレアルのボックス付近までは攻め込むものの、そこから先の攻め手を欠いてゴールに迫りきれない。レヴァンドフスキを起点にしたサイド攻撃は粘り強い守備を見せるビジャレアルの守備網を崩しきれず、逆にカウンターからピンチを迎えた。

 41分には、左サイドでパレホのスルーパスを受けたコクランが左足で折り返したボールがそのままゴールへ。しかし、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。前半のアディショナルタイムにもキャプーがドリブルで持ち上がってフィニッシュまで持ち込むなど、よりゴールの可能性を感じさせたのはホームのビジャレアルだった。

 迎えた後半、1点を追うバイエルンが圧力を強めてゴールに迫り、50分にはボックス左からニャブリがシュートを放つも枠を捉えきれない。すると52分にはボックス右角付近でボールを受けたモレノの強烈なシュートが左ポストを叩くなど、ビジャレアルも応戦。ややオープンな展開となるなか、お互いにチャンスを生かしきれない。

 特に自陣ボックス付近で守りを固めるビジャレアルは、カウンターからより多くの決定期を迎えたものの2点目は奪えずに1−0のまま試合は終了。バイエルン相手に金星を挙げたが、2ndレグが敵地であることを考えると、より多くのリードを奪って置きたかったところか。一方のバイエルンは、同点に追いつけなかったものの、決定機の数を考えると1点のビハインドで終えられたことは悪くない結果だったと言えるかもしれない。

 両チームによる2ndレグは、4月12日にバイエルンの本拠地・ミュンヘンで行われる。

【スコア】
ビジャレアル 1−0 バイエルン

【得点者】
1−0 8分 アルノー・ダンジュマ(ビジャレアル)

【ビジャレアル】
GK:ルジ
DF:フォイス(81分 オーリエ)、アルビオル、P.トーレス、エストゥピニャン
MF:コクラン(59分 ペドラサ)、キャプー、パレホ、ロ・チェルソ
FW:G.モレノ、ダンジュマ(81分 チュクウェゼ)

【バイエルン】
GK:ノイアー
DF:パヴァール(71分 ジューレ)、ウパメカノ、L.エルナンデス 、デイヴィス
MF:キミッヒ、ムシアラ;コマン、ミュラー(62分 ゴレツカ/90+4分 ロカ)、ニャブリ(62分 サネ)
FW:レヴァンドフスキ

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