審判が”試合を成立”させようと…ド軍内野手が波乱のカブス戦で激昂した理由

2024年4月8日(月)13時5分 ココカラネクスト

審判に対して激昂するミゲル・ロハス(C)Getty Images

 現地時間4月7日(日本時間8日)に行われたカブス対ドジャースの試合は波乱の展開となった。カブスは今永昇太が今季2度目の先発登板で4回2安打無失点と好投したが、雨のために4回裏で試合が中断。初回に大谷翔平から三振を奪うなど、2試合連続で勝ち投手の権利を得るまであと1イニングというところで降板となってしまった。

【動画】4試合連続マルチ!大谷翔平が適時二塁打を放ったシーン

 5-0とカブスがリードして迎えた4回は明らかに雨の量は多く、一死二・三塁の場面でドジャースの三塁手ミゲル・ロハスが適時失策を犯してしまう。

 グラウンドコンディションが悪い中でのプレーに苛立ちを隠せなかったのか、降雨中断でベンチに引き上げる際にロハスが審判に激高する場面があった。その理由は何だったのか。

 米メディア『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者によると、ミゲル・ロハスに対して審判は、”試合を成立させよう”として4回もプレーを続けるよう言ったという。ロハスは3回以降、強い雨が降るため試合を続けるにはコンディションが適切ではないと感じていたが、審判が試合を強行したことに苛立ちを隠せなかったようだ。

 試合は2時間51分の中断を経て再開されたが、マウンドには今永の姿はもうなかった。大谷との日米通じての初対決は今永に軍配が上がり、チームも8-1と大勝したが、今永に白星がつくことはなかった。
 
 この試合、大谷は6回の第3打席で二死から右翼への三塁打を放つと、8回二死一塁では適時二塁打を放って4試合連続となるマルチ安打を達成。打率も.320まで上昇させ、一時の不振からは脱出したように映る。しかし、チームはカブスとの3連戦に負け越し。ターゲット・フィールドで行われるツインズ戦に気持ちあらたに臨む。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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